蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】ソフトB、天敵・西から1点がやっと 日本ハムと0.5差の再接近2016年9月7日 紙面から
◇オリックス2−1ソフトバンクオリックスが競り勝った。1回にT−岡田の犠飛で先制し、7回に安達の適時打で追加点を挙げた。西は7回1死まで安打を許さず、7イニング1失点で9勝目。平野が26セーブ目。ソフトバンクは初安打が出た7回に奪った1点のみだった。 天敵・西から奪った29イニングぶりの得点も勝利にはつなげられなかった。ソフトバンクはオリックスにも西にも4連敗。「しっかり低めに制球され、ゴロアウトが多くなった。右打者のインサイドにも来ていたし、打つのは難しい」。工藤監督もため息交じりだった。 7回1死からようやくチーム初安打。「積極的に、という気持ちを捨てずにいった結果がよかった」と左前打の江川に、内川も続いた。流れを変えられる局面だったが、長谷川の内野ゴロの間に1点を返しただけだった。 「悪夢の再現」だけは避けられた。西といえば2012年10月、小久保(現侍ジャパン監督)の引退試合でノーヒットノーランを喫した相手。アウトを重ねるにつれ、球場もざわついた。 柳田不在の打線。右太ももに痛みを抱え、出場を危ぶまれた中村晃は「1番右翼」でスタメン出場。2四球を選んで好機を演出した。チームは満身創痍(そうい)。主将の内川は「出せるものを出していくしかない」と言葉を強めた。 残り19試合。優勝マジックは消えたまま。再び日本ハムとは0・5ゲーム差に接近した。負けた試合を悔やむより、気持ちを切り替えて前へ進むしかない。 PR情報
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