目次
こんにちは、勝木です。本日は、FinTechを学ぶ上で、押さえておくべきオススメの書籍をいくつか紹介していこうと思います。
FinTechの衝撃
まず、紹介させて頂くのが、「FinTechの衝撃」。本書を読めば、テクノロジーの進歩やますます進展するデジタル化の影響で、金融機関が将来的に甚大な影響を被る可能性が高いことが理解することができます。
以下に目次を抜粋します。
第1章 なぜ今、フィンテックなのか
第2章 フィンテックサービスの実際
第3章 フィンテックの核心技術「ブロックチェーン」
第4章 金融機関のフィンテック戦略
第5章 モジュール化する金融サービス
第6章 日本におけるフィンテックの方向性
ブロックチェーンの衝撃
次いで、「ブロックチェーンの衝撃」。FinTech(フィンテック)と一口にいっても、様々な分野が存在しますが、そのうちの中核的な分野のひとつが、ブロックチェーン技術です。本書「ブロックチェーンの衝撃」では、15人の有識者が、それぞれの専門分野について、自身の見解を交えながら、ブロックチェーン技術の本質的な部分に触れています。日本最大の外資系PRグループとして知られるフライシュマン・ヒラードの馬渕邦美氏が、監修を務めていることも特筆すべきポイントのひとつと言えるでしょう。
以下に、目次を抜粋します。
はじめに(馬渕邦美)
序章(野口悠紀雄)
1章 総論
2章 ビットコインの可能性と課題
- ビットコインの技術がもたらす様々なビジネスへの影響
- ビットコインとビジネス
3章 ブロックチェーンが起こす金融変革とその仕組み
- ビットコインと個人・社会・国家
- ビットコインと法
- ビットコインの最新技術
4章 ブロックチェーンの産業へのインパクト
- ブロックチェーン概論
- ブロックチェーンの経済モデル
- 金融サービスへの応用
5章 新たに生まれるプラットフォーム
- 非金融分野におけるブロックチェーンの可能性と課題
- ブロックチェー ンとIoT
- ブロックチェーン2.0プロジェクト
- スマートコントラクト構築プラットフォーム「Ethereum」
- NEM…ブロックチェーン技術の新しいパラダイム
フィンテック金融維新
次いで、「フィンテック 金融維新へ」。こちらは、世界的に著名なコンサルティングファームとして知られるアクセンチュアによる書籍です。本書は、フィンテックとは何かについて述べた上で、伝統的な金融機関はそれらの脅威にどう対処し、どのような戦略的革新を行っていくべきかについて、述べています。こちらは、コンサルタントや伝統的な金融機関に所属しているビジネスパーソンにオススメしたい書籍です。
以下に、目次を抜粋します。
第1部 フィンテックの衝撃
現在:フィンテックとは何か
未来:フィンテックはなにをもたらすか
機会:いかにフィンテックを捉えるか
第2部 金融イノベーションへの挑戦
戦略:いかにフィンテックに立ち向かうか
技術:いかにフィンテックを取り込むか
変革:いかにイノベーションを創出するか
おわりに デジタル化時代に求められる変革
決定版 FinTech
次いで、「決定版 FinTech」。こちらは、NTTデータ経営研究所の加藤洋輝氏、桜井駿氏による著作です。こちらは、上に挙げた著作と同様に、我が国の金融機関が、迫りくるFinTechの荒波にどう向かい、対処していくべきかについて述べた本なのですが、我が国を代表する大手ベンダーであるNTTデータがこういった著書を比較的早い段階で出版したことに大きな意味があったかなと思います。内容的にも、比較的平易な言葉でまとめてくださっているので、FinTechに馴染みのない比較的初心者な読者の方にもオススメできる著作です。
以下、目次です。
第1章 15分でわかるフィンテック
第2章 フィンテックが切り拓く新しい金融サービス
第3章 ビットコインとブロックチェーン
第4章 フィンテックを可能にするテクノロジー
第5章 業態別、金融機関に与えるフィンテックのインパクト
第6章 フィンテックが消費者に与えるインパクト
FinTechの法律
次いで、「FinTechの法律」。規制上の観点から、法律の専門家のが実務家を対象に、FinTechに関する法律を解説しています。資金決済法、割賦販売法、貸金業法、金融商品取引法、銀行法などについて基本から明快に説明しています。FinTechの概要についても、基本的なところから平易に解説が為されているので、FinTechの入門書として使うこともできそうです。
以下、目次です。
第1章◆FinTechを理解する47のQ&A
1.1 FinTechとは
1.2 FinTechのインパクト
1.3 FinTechの現状
1.4 FinTechと規制との関わり
1.5 FinTechと地域金融機関
1.6 プラットフォーム型ビジネス
1.7 セキュリティ・認証
1.8 資金決済
1.9 為替
1.10 仮想通貨
1.11 クラウドファンディング
1.12 投資
1.13 InsurTech
1.14 銀行サービス
1.15 本人確認
1.16 電子化
第2章◆FinTechを取り巻く規則
2.1 資金決済法(電子マネー)
2.2 割賦販売法(決済)
2.3 資金決済法(送金)
2.4 資金決済法(仮想通貨)
2.5 貸金業法(融資)
2.6 金融商品取引法(投資)
2.7 保険業法
2.8 銀行法
2.9 犯罪収益移転防止法
2.10 外為法
2.11 国外送金等調書法
2.12 個人情報保護法
2.13 マイナンバー法
2.14 電子帳簿保存法
2.15 公的個人認証法
2.16 電子署名法
2.17 金融商品販売法
2.18 特定商取引法
第3章◆FinTech行政の動き
3.1 金融庁
3.2 経済産業省
3.3 内閣官房
3.4 その他省庁
FinTech入門
次いで、「FinTech入門」。
以下、目次です。
- はじめに
- 第1部 FinTechがやってきた
- 第1章 FinTechとは何か
- 第2章 FinTechを取り巻く環境の変化
- 第3章 FinTechを支えるプレーヤー
- 第2部 FinTechで代わる新たな金融サービス
- 第4章 個人資産管理(PFM)
- 第5章 企業会計、経営・業務支援
- 第6章 資産運用
- 第7章 融資、ソーシャルレンディング
FinTech革命
Chapter1■世界が揺れている
Chapter2■キーマンが明かす革命の行方
Chapter3■壁を壊した先行者たち
Chapter4■ビットコインは死んでいない
Chapter5■ウォーミングアップする金融機関
Chapter6■FinTech時代の法制度を考える
また、増補版も出ていますので、こちらもチェックすると良いと思います。
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