電線に接触し感電 作業員1人死亡1人重体

電線に接触し感電 作業員1人死亡1人重体
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10日昼ごろ、東京・八王子市にある緑地でのり面の補強工事中に作業に使う6メートルの長さの鉄製の棒が誤って電線に接触して作業員4人が感電し、1人が死亡、1人が意識不明の重体になっています。警視庁が事故の詳しい状況を調べています。
10日正午すぎ、東京・八王子市暁町にある市が管理する緑地でのり面を補強する工事をしていた関係者から「作業員が感電して意識がない」という通報がありました。警視庁によりますと、この事故で、作業員の男性4人が病院に運ばれましたが、このうち50代の男性がおよそ2時間後に死亡が確認され、30代の男性が意識不明の重体となっています。ほかの2人のけがの程度は軽いということです。
警視庁によりますと、当時、のり面に組んだ足場から作業員が長さ6メートルの鉄製の棒を地面に掘った穴に入れる作業をしていたところ、棒の上の部分が空中の電線に接触したということです。警視庁は事故の状況や現場の安全管理について詳しく調べています。