ブログのプロフィールページに何を書けば良いか? 何をどのように書くと仕事やお問い合わせにつながるのでしょうか。この記事では、押さえておきたいプロフィールページの書き方の基本を解説します。
プロフィールのルール
自己紹介の形式を取りながら、読者が、あなたのブログを読んだり、提供するサービスを購入したりすると「どうなるか」が伝わるように書くのが基本ルールです。
読み手がこうなる→理由は、私にはこういう「実績」や「経験」があるからという文章の流れを意識しましょう。
読者の関心は自分のことにある
プロフィールでは、あなたの主観的な意見ばかりを伝えてはいけません。読者が関心のあるのは「自分がどうなるか」という一事です。「読み手がこうなる」ということの根拠としてプロフィールを書きましょう。
ターゲットが使う言葉で書く
プロフィールの読み手を設定していますか。文章は、集めたい人に伝わる言葉で書くことが大切です。専門用語ばかりで、想定した読み手(ターゲット)に響かない言葉になっていないか注意しましょう。
次の項目では、プロフィールの基本レイアウトをご紹介します。
プロフィールの基本レイアウト
まずは、プロフィールの構成を確認して、必要な材料を集めましょう。ビジネスユースのブログで使われる基本レイアウトを示します。
プロフィール作成のコツは、情報を「棚卸しする」作業と「構成する」作業を分けることです。いきなり書き始めると情報に漏れや重複が生じやすく、伝わりにくくなります。
各項目に記入する内容は?
ここからは、各ブロックごとに必要な材料と書き方のコツを説明します。ノートなどにプロフィールの材料や要点を「箇条書き」で書き出しておくと、後の編集作業がラクです。
プロフィールは笑顔の写真を使う
読み手の第一印象を左右するのが「写真」です。読み手にとって、「どんな人がブログを書いているのか」は大きな関心事のひとつ。ポイントは3つです。
- 親しみやすい笑顔
- 専門家らしい服装
- 活動の様子や動きが伝わる
このような写真を選びましょう。自分のお気に入りの写真ではなく、他の人が見てどう感じるかに判断基準を置くことが大切です。
共感を誘う余計な情報
プロフィールには、上に挙げた情報を軸にして、あなたの人柄が伝わる余分な情報をたっぷり書きましょう。読み手は、余分な情報に共感し親近感を抱きます。プロとしての側面だけでなく、あなたという人間全体を伝えることが大切です。
人柄を伝える情報の例
- 出身地や詳細な出身校
- 趣味や特技
- 休日の過ごし方
故郷や卒業した学校が同じだと昔話で盛り上がりますね。最終学歴だけでなく、幼稚園・小学校・中学校・高校まで詳しく書くと共通点を見つける幅が広がります。
趣味が同じ人とは、二人だけの共通の話題で心理的な距離をグッと縮めることができます。単なる趣味名だけでなく内容まで詳しく書いてみましょう。また特技は「どこでも寝られること!」など面白おかしく書いてもOK!
読み手への情報開示とプライベート情報の保護。ブログの目的とビジネスの形態を考慮してバランスのとれた伝え方を考えることが重要です。
プロフィールのチェックポイント!
良くできたプロフィールは、読み手の「なぜ?」に答えられる内容になっています。書き上げたプロフィールには、次の答えを書いてありますか。
- いつこの知識・技術を身につけたか
- 知識・技術を身につけて何か変わったか
- 知識・技術に関して誇れることはあるか
- なぜこの活動(仕事)を始めたのか
- これまで実践した人はどうなったか
プロフィール全体から、あなたが選ばれる理由が明確になっているか、という観点でチェックしましょう。