９日夜、三重県伊賀市の県道で乗用車が道路脇の電柱に衝突して、運転していた５５歳の男性が死亡し、一緒に乗っていた中学３年生の次男が意識不明の重体となっています。
９日午後９時ごろ、伊賀市阿保の県道で、乗用車が道路左側の電柱に衝突し、歩道に乗り上げて横転しました。
警察によりますと、運転していた伊賀市桐ケ丘の会社員、古市進栄さん（５５）が頭などを強く打ち、病院に運ばれましたが約６時間後に死亡しました。
また、後部座席に乗っていた中学３年生の古市さんの次男（１５）が意識不明の重体となり、助手席に乗っていた高校３年生の長男（１７）も病院で手当てを受けています。
長男は命に別状がないということです。
警察によりますと、古市さんは習い事が終わった長男と次男を迎えに行き、自宅に帰る途中だったということです。
現場は周辺に街灯のない片側１車線の直線道路で、警察は詳しい事故の状況を調べています。