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「せともの祭」にぎわう
09月10日 12時21分
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全国有数の焼き物の産地、愛知県瀬戸市で恒例の「せともの祭」が10日から始まり、ふだんより価格の安い品物を買い求める人たちでにぎわっています。
「せともの祭」は、瀬戸市特産の焼き物を広くPRしようと毎年、この時期に開かれていて、全国から約40万人が訪れます。
市の中心部を流れる瀬戸川沿いには、約200の露店が並び、皿や茶碗、湯呑みなどの陶磁器がふだんより3割から5割程度、安い価格で販売されています。
訪れた人たちは、手にとって確かめたり、店の人に話を聞いたりして気に入った品を買い求めていました。
浜松市から来た60代の男性は「瀬戸焼でそろえてみたいと思い、家族用に取り皿を20枚も買いました。初めて来ましたが、とても楽しいです」と話していました。
また、会場には絵付けを体験できるコーナーもあり、参加した人は素焼きの磁器の皿に焼くと水色になる「呉須」という顔料で思い思いの絵や柄を描いて、伝統的な技法を体験していました。
「せともの祭」は10日は午後8時まで、11日は午後7時まで開かれています。
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