09月10日 09時49分
愛知県豊明市で親子4人が殺害され自宅が放火された事件は、未解決のまま9日で12年となり、亡くなった子どもたちの友人や親族らが現場に花を手向けて1日も早い事件の解決を願いました。
平成16年9月9日の未明、愛知県豊明市の住宅で、母親の加藤利代さん(38)と9歳から15歳までの子ども3人のあわせて4人が殺害されているのが見つかり、自宅は放火されていました。
9日で12年となりますが、事件は未解決のままです。
住宅の跡地で献花式が行われ、亡くなった子どもたちの友人や親族らが、4人の写真が飾られた献花台に花を手向け、1日も早い事件の解決を願っていました。
利代さんの姉の天海としさんは「12年がたっても遺族は時間の流れが感じられません。1分でも1秒でも早く犯人が捕まることを願っています」と話していました。
このあと、現場近くの名鉄・前後駅で、遺族や捜査員らが事件の概要や現場の地図が書かれたチラシを配って情報提供を呼びかけました。
愛知警察署の西川幸伸署長は「ささいなことでも気づいたり思い出したりしことがあれば、情報を寄せてほしい」と話していました。
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