【巨人】長野“プレーボール弾”3発快勝で広島のV阻止!さあ、東京D決戦
2016年9月9日21時9分 スポーツ報知
◆ヤクルト2―5巨人(9日・神宮)
巨人が意地を見せ、この日の広島25年ぶりの優勝を阻止した。
負ければ、この日試合のない広島のVが決まってしまう大事な一戦の先発は3年前、広島からFA移籍の大竹寛。古巣に恩返しの好投を誓い、マウンドへ。
初回、前日の試合で今季初めてスタメンから外れた長野がデイビーズの初球、甘いストレートを一振り。バックスクリーンに飛び込む先頭打者ホームランでいきなり先制した。 さらに亀井も左前打、1死後、阿部も左前打で1死一、二塁とすると、村田がデイビーズのストレートをすくい上げ、左翼席に飛び込む19号3ラン。巨人打線が試合開始7分で4点を奪って見せた。
3回、1死満塁のピンチを背負った大竹寛が、バレンティンを投ゴロ併殺に打ち取ると、4回1死後、亀井がヤクルトの2番手・中澤の高めのスライダーを一振り。右翼席に飛び込む3号ソロで1点を加えた。
6回、ヤクルト3番手・近藤一を攻める巨人。先頭の長野が四球。1死後、ギャレット三振の際、盗塁と捕手の悪送球で長野は三塁へ。阿部が四球、村田が死球で2死満塁としたが、クルーズが左飛に倒れた。
その裏、大竹寛は2死を取った後、この日の100球目をバレンティンに右翼席に運ばれる27号ソロ。1点を返された。
大竹寛は7回4安打1失点の好投でマウンドを下り、8回はマシソンがピシャリ。9回、沢村がバレンティンに、この試合2発目となる28号ソロを浴びたが、ヤクルトの反撃もここまで。5―2で快勝した巨人。10日、東京ドームで広島を迎え撃つ。