夏休み明け 自殺防止へ全国一斉電話相談

夏休み明け 自殺防止へ全国一斉電話相談
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夏休みが明けた新学期の時期に多くなる子どもの自殺を防ごうと、弁護士がいじめや不登校などの悩みに応じる電話相談が全国一斉に行われています。
この電話相談は、いじめや不登校の問題に取り組む全国の弁護士が行っていて、東京の法律事務所では、10日午前10時から相談に応じています。子どもの自殺は、内閣府が過去40年余りの統計を分析したところ、夏休みが明けて新学期が始まる時期に多くなる傾向があり、日付けごとでは9月1日が最も多くなっています。これまでに学校への不満などの悩みを打ち明ける電話などがかかってきていて、弁護団の事務局長の杉浦ひとみ弁護士は「弁護士が相談に乗ることで法律的な解決も見すえて学校などと交渉できるので、1人で悩まずにぜひ相談してほしい」と話していました。電話相談は一部の地域を除いて午後4時まで行われ、相談の電話番号は、弁護団のホームページに掲載されています。