掘削作業再開か=北朝鮮の核実験場―米研究所

時事通信 / 2016年9月9日 8時44分

 【ワシントン時事】米ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院の米韓研究所は8日、北朝鮮北東部の豊渓里の核実験場を撮影した最新の人工衛星画像を公開した。北側と西側の坑道付近で鉱山用とみられる車両などが確認され、同研究所は「保守活動と小規模な掘削作業が再開したことを示している」と分析。ただ、「5回目の核実験の準備に直接関係しているかどうかははっきりしない」と指摘した。

 8月27日撮影の画像によると、西側坑道付近では管理施設のすぐ南方に3~5台の鉱山用とみられる車両が写り、選鉱くずの山が以前よりも大きくなっていた。また、南側坑道の北東約60メートルの位置で新たな小屋が確認された。 

[時事通信社]

jiji

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