容疑者の2丁は真正拳銃 殺傷能力持つ
和歌山市の建設会社「和大興業」で従業員4人が死傷した射殺事件で、和歌山県警は8日、拳銃自殺した溝畑泰秀容疑者(45)=銃刀法違反(拳銃所持)容疑で現行犯逮捕=が所持していた2丁の銃がいずれも殺傷能力を持つ真正拳銃だったと発表した。
県警によると、米国製で45口径の「コルト・ガバメント マーク4」とオーストリア製で38口径の「シュタイヤー(ステアー)GB」。今後は発射された銃弾の線条痕などを鑑定し、過去の犯罪での使用歴の有無や入手経路などの特定を進める。【最上和喜】