2016年09月05日

小岩で二軒

/ゆで太郎御徒町店にて朝定食Aセット、クーポンかき揚げ/麺勇軒@湯島にてらーめん並/ゆで太郎小岩北口店にてもり、コロッケ/ゆで太郎小岩南口店にてちょい呑みセット/

 早起きはお蕎麦のために、ゆで太郎御徒町店(ホームページ)。
 ゆで太郎は信越食品が立ち上げた路麺店ですが、途中からゆで太郎システムと共同ブランドとして両雄並び立つ(正しい日本語は「両雄並び立たず」)。
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 信越食品グループの朝定食はAセット(かけそば、カレー)、Bセット(かけそば、高菜ご飯、玉子)、Cセット(かけそば、ご飯、納豆、玉子)、いずれも360円。
 季節限定メニューは冷鳥天おろし、冷なめこおろし、温玉そぼろ丼セット、と揃っています。
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 朝定食Aセット360円、クーポンかき揚げ
 店内は混み合っていて、ひょっとして揚げたてかと期待しましたが、、かき揚げは二つ切りされ、お蕎麦と合わせて隠れミッキーとは。
 お蕎麦はきっちりと冷えていて固いくらい、もり汁は辛めで美味しいですねえ。
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 カレーは具沢山でしっかりした味、ご飯も多めで朝からお腹いっぱいです。
 人生の先輩の女性店員さんが、食べ終わてお店を出るお客さんに「いってらっしゃい、気を付けて」と声掛けしていて、とても気持ちがいい。
 また、食べに来たくなりますよね、ご馳走様でした。
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 お昼は話題となったセルフ・ラーメン屋の跡地に8/19にオープンした麺勇軒@湯島(文京区湯島)、開店直後に店先を改造されていますね。
 店先には 「完全自店炊き出し」のスープと説明があり、「店内」ではないところに何かの意味があるのかな。
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 店内入るとすぐ左手に券売機、その先が厨房、厨房の前にカウンター4席、反対壁側に4人掛けテーブル2卓、奥は壁向きカウンターが3席と2席。
 メニューは醤油のみで塩とか味噌とかつけ麺とかはありません。

 ハウザーならばトッピングのバラエティーで出身店が分かりそうなものですが、私にはさっぱり分からず、それでも幾つか候補はあるけど、決め手に欠けます。
 店内に掲げられた営業許可証を見ると、経営母体の住所が茨城県で、茨城で都内に進出できるほど財力と人員に余裕がある家系ラーメン屋はそう多くはありません。
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 食券を渡すとお好みを聞かれ、「柔らかめ」をお願いするのがハウザーですが、店内に豚骨臭が充満していないので、今日のところはすべて普通でお願いしました。
 卓上には豆板醤、おろしニンニク、おろし生姜、黒胡椒、醤油、キュウリの漬物、サイドメニューの餃子を頼むと酢と辣油が出されるとみました。
 厨房には大きな寸胴が二本置かれていますが、ブクブクと煮立てているわけではありませんでした。
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 程なくしてらーめん並580円、チェーン店だけでなく個人店でも使われている今風の小振りの丼。
 店構えや「(出身を明かさない)有名店で修業」の説明を色メガネとして味わうと、店内炊きなのに薄くて弱々しいスープ、つまり美味しくないと感じてしまうかも知れません。

 そんな前情報を見ずにラーメンだけを味わえば、鶏油や背脂を使わずに豚骨出汁だけで仕上げた「最先端」のスープ、しっかりとした味でとても喉越しがすっきりしています。
 とは言え、家系ラーメンのスープを一回味わっただけで評価することくらい危険なことはありません。
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 短尺平打中太麺は推定140g、食感からも、茨城からも、菅野製麺所だと感じましたが、製麺所を示すアイコンは店内には無かったので、間違っているかもしれません。
 「チャーシューは小さいので二枚乗せました」と提供時に説明されましたが、この程度は小さくないと思います。
 茹でほうれん草は多め、三枚の板海苔は大きめで、「スープに浸してご飯を巻いて」の食べ方は推奨していません。
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 どんな料理も進化する。
 もちろんラーメンも進化するし、家系ラーメンのスープもいつまでも10年前の味ではありません。

 お店が「昔ながらの味を」の方向性なら、このラーメンは大失敗ですけど、トレンドの先を狙う方向性なら、かなりの成功と言える。
 味に成功したからと言ってお店が繁盛するとは限らないのが、商売の難しいところだとは思いますが。
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 店内は私以外に2人しかお客さんがいないので、聞けることは聞こうと思い、美味しいスープを飲み干します。
 飲食店でものを尋ねるとき、(いくらお腹いっぱいでも)料理を残しておいて「ご馳走様でした、美味しかったです」は失礼だと考えていて、話しかけるのであれば全てを食べてから、と考えています。

 空っぽの丼をカウンター台に持ち上げて、「とても美味しいラーメンをご馳走様でした。出身が『有名家系ラーメン店で』とありますたが、、、」と話しかけます。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。
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 仕事が終わって、少しでもゆで太郎巡りを進めておこうと、小岩駅へ。
 久しぶりの小岩、色々な思い出と誘惑を振り切って、飲食店街を突っ切ります、
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 ゆで太郎小岩北口店(ホームページ)。
 駅からの近さで言ったら代々木東口店並ですが、ポツンとではなく、周りの風景に溶け込んでいます。

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 テスト販売中のゆで呑み対応店ですが、ハシゴはキツイかなと日和ってお蕎麦だけ食べることにしました。
店内はかなり混んでいて、先に空いている席を確保してから券売機に向かいました。
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 もり320円、無料クーポン券でコロッケ
 お蕎麦は水切りがしっかりされていて、プラスチック製のタケスに水が殆ど残っていません、流石は直営店ですな。
 もり汁はしっかり鰹節の味が感じられて、とても美味しい。
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 コロッケは揚げたてでホクホク、とても美味しかったです。
 ご馳走様でした。
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 江戸川区にはゆで太郎が4軒あり、一度に4軒は無理なので、今日は2軒だけと、ゆで太郎小岩南口店(ホームページ)へ。
 北口店から歩いて10分、こちらもゆで呑み対応店で、初めっから飲むつもりで来店しました。
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 ちょい呑みセット(モルツ、イカ天、舞茸天)500円
 先ずはビールで一人お疲れ様会♪
 色々な路麺店を食べ歩いてきましたが、ビールのつまみに頼んだ天ぷらが懐紙に乗せられている店があるとはなぁ。
 舞茸天は食べやすいように切り分けてあり、蕎麦つゆで美味しく頂きました。
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 いいちこ200円、とり天150円。
 何がどうなんだと上手くは説明は出来ないけど、とても居心地の良いお店で、10人以上はいるお客さんの半数が飲んでいて、今日の疲れを溶かしていました。
 それを見て私もついついいいちこをお代わり、そろそろ販売終了な気がしてなりません。
 氷をつけてくれ、蕎麦湯用の茶碗、そして「お冷やもどうぞ」とチェイサーも、路麺店の接客とは思えない素晴らしさ。
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 これまたゆっくり飲んでしまい、塩で頂くとり天も素晴らしく、ふと時計を見ると一時間も居座っていて、ここから自宅まで2時間の距離を考えると、お蕎麦までたどり着けませんでした。
 良い店は必ず遠くにある、必ずだ。
 ご馳走様でした。
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posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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