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【格闘技】

WBCバンタム級王者・山中 「モレノと決着つける」

2016年9月8日 紙面から

公開練習を前にポーズを取る山中=東京都新宿区の帝拳ジムで

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 ボクシングのWBC世界バンタム級王者・山中慎介(33)=帝拳=が7日、16日にアンセルモ・モレノ(31)=パナマ=を迎えて行う防衛戦(エディオンアリーナ大阪)に向けた練習を公開した。これが打ち上げとなる2ラウンドのスパーリングでは、鋭いジャブを中心にタイミングを見計らって伝家の宝刀、左ストレートを突き刺す完璧な内容だった。

 勝てば長谷川穂積(真正)の10回を抜き、内山高志(ワタナベ)に並ぶ国内2位タイの11度目防衛。長谷川は同じ16日にスーパーバンタム級で3階級制覇を目指す。

 「(長谷川から)『記録を抜いてくれ』と言われました。『プレッシャーかけないでくださいよ』と思いましたが(笑)、同じ日に防衛戦をやらせてもらうのは光栄。お互い勝ってまた試合後に会いたいとLINE(で連絡)しました」。

 対戦するモレノは昨年9月のV9戦で対戦して判定2−1とこれまでの防衛戦で最も苦戦した相手。山中は「常に(モレノを)想定しながら練習してきた。しっかり決着をつけられる自信はあります」と力強く言い切った。 (藤本敏和)

 

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