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                            朝鮮学校と大阪市が和解
                            
                        09月09日 19時39分
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    大阪・東成区にある朝鮮学校に土地を貸したのに賃料が支払われていないとして、市が学校側を訴えた裁判は、市が学校側に3億4000万円余りで土地を売却し、学校側は、代金として毎月40万円を支払って和解することで合意しました。
大阪市によりますと、東成区にある朝鮮学校には、市が、以前、およそ5000平方メートルの市有地を無償で貸していましたが、平成24年4月からは、毎月、賃料を支払うよう求め、学校を運営する「大阪朝鮮学園」が支払いに応じなかったことから裁判を起こしました。
その後、大阪地方裁判所は、市が学校側に3億4000万円余りで土地を売却し、学校側が、代金として毎月40万円を市に支払うことで和解するよう勧告し、9日までに、双方が合意したということです。
市は、正式に和解するため、今月16日から始まる市議会で了承を得ることにしています。
大阪朝鮮学園のヒョン・ヨンソ理事長は、NHKの取材に対し、「詳しいコメントはできない」と話しています。
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