写真・図版 9月8日、米民間宇宙企業スペースXのロケット爆発事故について、競合するユナイテッド・ローンチ・アライアンスのトーリー・ブルーノ最高経営責任者は、再び打ち上げを行うには早くても9カ月かかるとの見方を示した。写真はスペースXのロケット「ファルコン9」、フロリダ州で5月撮影(2016年 ロイター/Joe Skipper)

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 [ケープカナベラル(米フロリダ州) 8日 ロイター] - 米民間宇宙企業スペースXのロケット爆発事故について、競合するユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)のトーリー・ブルーノ最高経営責任者(CEO)は8日、事故原因の調査や修理を経て再び打ち上げを行うには早くても9カ月かかるとの見方を示した。

 ULAは、ロッキード・マーティンとボーイングによる合弁事業。ブルーノCEOはロイターとのインタビューで「再び打ち上げができるには通常9─12カ月かかる」と語った。

 スペースXのロケット「ファルコン9」は1日、米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地にある発射台で燃焼試験中に爆発した。事故原因は現在調査中。発射台がどの程度破損されたかは公表されていない。