「平壌、とても明るい雰囲気」　滞在外国人が語る

　「平壌市内はとても明るい雰囲気に包まれている」――。北朝鮮が核実験を実施した９日、平壌に滞在している外国人は、朝日新聞の電話取材に市内の様子をこう語った。

　９日は北朝鮮の建国６８周年の記念日。国際社会の強い懸念と反発をよそに、市中心部では鮮やかな色のチマ・チョゴリに身を包んだ女性たちが踊る姿が見られたり、にぎやかな音楽が演奏されたりしたという。

　この外国人は「私の周囲の北朝鮮の市民の間では、核実験のことは直接話題になっていない。建国のお祝いが楽しそうに行われ、一部の外国人も招待された」と話した。