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3.5メートルのヘビ飼育 男を書類送検

押収された体長約3・5メートルのビルマニシキヘビ=東京都江戸川区東小岩6の警視庁小岩署で2016年9月9日午前10時39分、春増翔太撮影

 人に危害を加える恐れがあるため、飼育許可の必要な特定動物に指定されたヘビを、無許可で飼育したとして、警視庁生活環境課は9日、江戸川区のアルバイトの男(21)を動物愛護法違反(無許可飼養)容疑で書類送検した。

 送検容疑は7月20日、体長約3.5メートルのビルマニシキヘビや同1.3メートルのアミメニシキヘビなど6匹を、都知事の許可を得ずに自宅マンションで飼育したとしている。同課によると、容疑を認めて「18歳ごろから爬虫(はちゅう)類にのめり込んでいた」と供述しているという。

 6匹はいずれも東南アジアや中南米に生息するヘビ。毒は持っていないが、人がかみつかれたり飲み込まれたりして、国内外で多数の死亡例がある。

 同課によると、今年5月ごろにペットショップなどで3万〜30万円で購入。自宅の6畳間で水槽や衣装ケースに入れて飼育し、ヘビは室内を自由に動き回れる状態だった。他にもトカゲなど爬虫(はちゅう)類を約40匹飼っていた。

 日本蛇族学術研究所(群馬県太田市)の三保尚志研究員は「気性が荒いヘビもおり、逃げ出したら大変危険。許可を取り、鍵がかかる大きなゲージで飼育することが大切だ」と話している。【斎川瞳】

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