2010年12月9日17時0分
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子ども手当は必要か? 東京都杉並区立和田中学校(代田昭久校長)で9日、蓮舫行政刷新相をゲストに招き、生徒らが子どもの視点から「事業仕分け」を行った。
第一線で活躍する著名人を招く「よのなか科」の授業。3年生105人が参加し、代田校長の司会で討議した。
生徒から「ばらまきよりも、保育園を増やすなど、政府にしかできないことをして」「社会全体で子どもを支える理念は分かるが、実感がない」と反対意見が続出。当初は10対3で廃止派が継続派を上回った。
すると蓮舫氏は「月1万3千円を何に使っているか、家で話し合ったことはある?」。首を振る生徒たちに、「お金の使われ方に関心を持って。それが政治を変える力になる」と熱弁を振るった。結局、13対6で継続派が大逆転。大臣が舌戦の強さを見せつけた。