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MRJ 再飛行へ試験実施

09月09日 19時22分

MRJ 再飛行へ試験実施

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8月、機体のトラブルでアメリカへの飛行が2度に渡り中止された「MRJ」はトラブルの原因となった部品の交換が終わり、9日、アメリカへの再飛行を前に国内で機体の状態を確認する飛行試験を実施しました。
国産旅客機「MRJ」は本格的な飛行試験に臨むため開発拠点の愛知県営名古屋空港からアメリカの西部ワシントン州に向かう計画でしたが、8月27日から2日続けて機内の気圧や温度を調節する空調システムの監視センサーでトラブルが発生し、空港に引き返す事態となりました。
製造元の三菱航空機の関係者によりますと、トラブルの原因はセンサーの部品がエンジンの振動で擦れて傷つき、センサーそのものが正常に機能しなかったためだということです。
このため、会社側は海外から部品を取り寄せて交換し、9日、機体の状態を確認するために空港を離着陸する飛行試験を実施しました。
飛ぶ様子を見ていた小牧市の40代の女性は「機体にトラブルがあったと聞いていましたが、とりあえず飛べるようになって安心しました」と話していました。
今後、MRJは機体に問題がないことを確認した上で、9月下旬に再び、アメリカに向けて飛び立つ予定です。

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