09月09日 19時22分
東京や大阪など国内の主要な都市の魅力や印象に関する名古屋市の調査で、訪れたいかどうかや魅力を感じるかどうかを問う項目で、いずれも名古屋が最下位となり、都市のPRやまちづくりの課題が浮き彫りになりました。
名古屋市は、ことし6月、東京、大阪、札幌、福岡、それに、京都など、国内の主要な8つの都市の魅力や印象について問う、インターネットのアンケート調査を実施し、それぞれの都市に住む約400人ずつから回答を得ました。
このうち、「買い物や観光で訪れたいか」を問う項目では、都市ごとに点数をつけてもらい、ポイント化したところ、1位の京都が37.6ポイントだったのに対し、名古屋は1.4ポイントと最も低く、2番目に低かった大阪の16.8ポイントにも大きく引き離されました。
また、「魅力を感じるか」を問う項目では、回答者に都市を1つ選らんでもらったところ、最も多かったのが東京で、22.4%に上ったのに対し、名古屋は3%にとどまり、最下位でした。
この結果について、9日開会した9月定例議会で河村市長は「大変厳しい現実を突きつけられた。名古屋を発信し続け、多くの人が『住みたい、訪れたい』と思えるまちを作っていくと強く決意している」と述べました。
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