成功率が高くて痩せやすいとして、糖質制限(低糖質)ダイエットが流行っています。しかし、低糖質ダイエットをされた方の中には停滞期が続いて挫折してしまったり、リバウンドが心配という方もいると思います。
そこで、糖質制限ダイエットの成功率を上げるための意外なコツをご紹介します。
糖質制限ダイエットとは?
糖質制限ダイエットとは炭水化物に含まれる糖質の摂取を減らすことで、身体の中の脂肪を糖に分解し、体重を減らすというダイエット方法です。
摂取する糖質を減らすだけでよいので、食事の量を減らしたり、摂取カロリーを気にしなくてよいので、食事制限をする必要もなく、満腹感を得たままダイエットすることができます。
糖質制限ダイエットの仕組み
人間はまず血液中にある糖をエネルギーとして使い、それが減ってくると皮下脂肪をエネルギーに変えて燃やします。炭水化物(糖質)の摂取量を極端に減らすことで、血糖値が低い状態をキープします。そうすると体は代わりのエネルギーとして脂肪を燃やしだします。
以上の理由により、糖質を制限すると痩せるのです。
糖質制限ダイエットが流行したワケ
そもそも糖質制限という手法は、糖尿病患者の治療を行う目的で行われていました。
その手法が研究によって注目されたことで、一般の方のダイエットにも取り入れられるようになってきました。
そして、これが非常に手軽に誰にでもできるために、急速に流行したのです。
糖質制限ダイエットでリバウンドする理由
人間にとっての炭水化物は、カラダを動かすエネルギーです。エネルギー切れの状態で体を動かせば、他の部分からエネルギーを使うしかありません。そこで、使われるのが体に溜まった脂肪と筋肉です。
筋肉が落ちることで、基礎代謝が落ちます。そうなると、食事を元に戻した際に今までは消費されていたカロリーが余ってしまうので、結果として脂肪が増えてしまいます。これがリバウンドの原因です。
では、代謝の低下を防ぐためにどうすればよいのでしょうか?
リバウンドを防ぐために週に1度すべきこと
糖質制限ダイエット中でも、週に1日は炭水化物を摂る日を設けるようにしましょう。体重50kgの女性であれば、ご飯の場合1日お茶碗4杯分の約640gも食べてしまって良いそうです。
炭水化物の制限を緩める日を作るほうが、体脂肪を効果的に落としていくことができ、ダイエット中のストレスの発散にもつながります。