YASUHIRO  独り言  

        山と医療の本音トーク

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9月9日(金)

先日ヤマレコを見ていたらある記録が目を引いた.夏の北アルプス大縦走(無補給21泊22日)ある若者が自分の力だけで歩き通した記録である.どれだけ長い縦走レースでも途中で小屋の助け(水や食事)を借りるのであればいくら短い時間で走破しようともそれは称賛に値しない.全て自分で担いで自分の力だけで歩き通してこそ価値があるのである.冒険とは本来そう言うものである.

厳冬期の山やビッグウォールはもちろん営業小屋なんて無い全て自分の責任で担いで自分の力だけが便りである.だからやり甲斐があってモチベーションが上がる.営業小屋がある様な山域は厳冬期に興味は無い.

自分も過去に何度か夏休みを利用して北アルプスの大縦走を行った経験がある.三人の小学生を連れて全ての荷物を背負って何日も歩き通すのは大変だが山とは厳しいものだと言う事を教えるための教育だから当然であった.

ある時は中房温泉から燕岳、北鎌尾根、双六、水晶さらに折立まで歩き通したが小屋に寄れば水や食料は簡単に手に入るがそれはフライングだと意地でも担ぐ事にした。ヤマレコの記録を見て今でもこんな若者がいるんだと少し嬉しくなった.

歳をとって体力が無くなったら仕方が無いかもしれないが若者なら自分の力で頑張って欲しい.

山はすべて自分の力で縦走してこそ価値がある.


これ以前は全て消去しました。何を書いたかも覚えていません。

毎日が完全燃焼出来る様な日々を送りたい、人生は長い様で短い。

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