“放射性物質が仮に放出の場合” 原子力規制庁が拡散予測
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北朝鮮が核実験を行ったと発表したことを受けて、原子力規制庁は、大気中に一定の放射性物質が放出された場合の広がりを予測した結果を公表しました。10日夕方の時点で、東北の西の日本海まで広がると予測されていますが、原子力規制庁は一般的に地下の核実験の場合、大気中に放射性物質が放出されることは想定されず、実際に観測されているわけではないことに注意してほしいとしています。
原子力規制庁は、午後7時前に臨時の記者会見を開きました。
この中で、自衛隊機による大気中のちりの収集を効率的に行うため、放射性物質の拡散を予測するシステム「SPEEDI」を使い、北朝鮮から仮に一定の放射性物質が放出された場合に広がる範囲を予測した結果を公表しました。
それによりますと、上空3000メートルまでの間で放射性ヨウ素やキセノンなどが10日午後6時にかけて東北の西の日本海まで達すると予測しています。
この予測結果について、規制庁は、一般的に地下の核実験の場合、大気中に放射性物質が放出されることは想定されず、実際に放射性物質が観測されているわけではないことに注意してほしいとしています。
規制庁はこの予測結果を防衛省に提供するとともに、ホームページで公表し、10日以降も予測を行うことにしています。
また、全国300か所余りの観測施設で行っている各地の放射線量の値について午後6時まで異常はなかったとしています。
この中で、自衛隊機による大気中のちりの収集を効率的に行うため、放射性物質の拡散を予測するシステム「SPEEDI」を使い、北朝鮮から仮に一定の放射性物質が放出された場合に広がる範囲を予測した結果を公表しました。
それによりますと、上空3000メートルまでの間で放射性ヨウ素やキセノンなどが10日午後6時にかけて東北の西の日本海まで達すると予測しています。
この予測結果について、規制庁は、一般的に地下の核実験の場合、大気中に放射性物質が放出されることは想定されず、実際に放射性物質が観測されているわけではないことに注意してほしいとしています。
規制庁はこの予測結果を防衛省に提供するとともに、ホームページで公表し、10日以降も予測を行うことにしています。
また、全国300か所余りの観測施設で行っている各地の放射線量の値について午後6時まで異常はなかったとしています。