上栗崇
2016年9月9日17時41分
KDDI(au)とソフトバンクは9日、「iPhone(アイフォーン)7」の価格を発表した。両社とも24回の分割払いにすると月々の利用料金が割り引かれる。容量128ギガバイトタイプの実質負担額は、通信会社を変えない場合で、両社ともに税抜き3万2040円、他社から乗り換える場合で同2万2320円。予約は9日から受け付けており、発売は16日。
昨年9月の「6s」発売時は、両社とも「実質0円」をうたっていたが、今年4月に総務省が行きすぎた値引き販売を禁じたことを受け、実質負担額は大幅に上がった。
ただ、auは同日、自社の利用者を対象に、従来のiPhoneから「7」への機種変更を促すため旧型を高値で下取りすると発表した。例えば「6sプラス」の下取り価格は3万8640円で、「7」に変えると実質的に6600円が返ってくる。総務省料金サービス課は「下取り価格が中古市場の相場と大きく離れておらず、現時点で問題はないとみている」としている。(上栗崇)
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