８日、岐阜市の郵便局で男が持ってきた箱を置いて「爆弾だ」と職員を脅し現金を奪った強盗事件で、箱の中に複数の電子部品が入っていたことが分かり、警察は爆発物に見えるよう細工されていたとみて調べています。
８日正午前、岐阜市野一色の岐阜北長森郵便局に男が押し入り、持ってきた箱をカウンターに置いて、「これは爆弾だ」などと職員を脅し、現金約１００万円を奪って逃げました。
郵便局にいた職員５人にけがはなく、警察は強盗事件として捜査しています。箱の中に爆発物はありませでしたが、その後の調べで、複数の電子部品が入っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
警察によりますと男は身長が１メートル７０センチぐらい、紫のパーカーを着て黒っぽいズボンを履いていて、パーカーのフードとサングラスで、顔を隠していたということです。
警察は男が箱に入れた電子部品に細工し爆発物に見えるようにしていたとみて部品を鑑定するなど男につながる手がかりがないか調べることにしています。