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映画で考えるイスラム社会女性

09月09日 09時55分

映画で考えるイスラム社会女性

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映画を通してイスラム社会の女性の現状を考えようと、ノーベル平和賞を受賞したパキスタン出身のマララ・ユスフザイさんのドキュメンタリー映画の上映会が、8日、名古屋市で開かれました。
上映会は、7日から始まった「あいち国際女性映画祭」のプログラムの1つとして名古屋市東区で開かれました。
上映された「わたしはマララ」は、おととし、ノーベル平和賞を受賞したパキスタン出身のマララ・ユスフザイさんの姿を追ったドキュメンタリー映画です。
続いて講演会が行われ、同志社大学大学院の中西久枝教授が中東の女性の社会進出の現状について、「女性は結婚が最も重要という伝統文化はあるが、最近では女性の高学歴化が進み結婚年齢も上がっています。女性をめぐる環境は非常に変化していますが、就労の場は必ずしも増えていないのが実情です」と紹介しました。
会場を訪れた70代の女性は「日本でも男女の格差が縮まっていないと指摘されている。女性の置かれた状況を良くするために自分たちに何ができるのか考えるきっかけにしたい」と話していました。

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