ギャバンシャリバンシャイダージャスピオンスピルバンメタルダージライヤジバンウィンスペクターソルブレインエクシードラフトジャンパーソンブルースワットビーファイタービーファイターカブトカブタックロボタック
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主人公が概ね光沢のある金属質のボディを持った連続する作品群である事から、ファンからこの様に呼称され、後に製作側も使用するシリーズ名になった。
当初は作品名と同じ名前を持つ主人公単独のヒーロー物であったが、『特警ウインスペクター』以降は集団ヒーロー物となり、『ビーロボカブタック』
作品の多くが警察の様なグループに所属しており仕事として活動を行っている場合が多い。
その一方で『ビーファイターカブト』迄とは作風が異なる『ビーロボカブタック』及び『テツワン探偵ロボタック』をメタルヒーローに含まないと言う見解も存在する。
又、一部の作品のヒーローは金属質では無いボディを持っており、その1つである『世界忍者戦ジライヤ』は過去にバンダイから販売されたメタルヒーローの総集編ビデオにも収録されない等、一時期はメタルヒーローとして扱われていなかった。
『世界忍者戦ジライヤ』
「メタルヒーローシリーズ」の第7弾で、同シリーズでは昭和に放送された最後の作品。
ハイテク装備のヒーローを描いたそれ迄の「メタルヒーローシリーズ」から一転、日本古来のキャラクターである「忍者」をモチーフとし、シリーズ中最も異色の作品となった。
更にはその忍者が世界各国に存在し、それぞれが独自に忍法を身につけていると言う設定は、本作放映の1988年に開催されたソウルオリンピックを意識した「忍者版オリンピック」と言うコンセプトから生まれたもので、「世界忍者戦」と言うタイトルの所以である。
企画時のタイトルは『世界忍者大戦ジライヤ』で児童誌の予告ページではこのタイトルが記載された。
一部の例外を除き、世界忍者の多くは人間である。
個性豊かな世界忍者達が、時に敵となり、時に味方となって様々なドラマを生み出す、と言うキャラクター志向の構成は、前作『超人機メタルダー』
これは前作同様、本作はフィギュア販売が中心であり、世界忍者達のフィギュアを販売する為である。
一方で主人公達家族の生活にスポットを当てた描写も多く、本来隠されるべき「忍者」と言う存在と、現代的な家族の明るい描写とを巧みに融合させたユニークな作風が特徴の一つになっている。
これ迄の作品では主人公が変身コールで変身していたが、本作では主人公がスーツを装着して変身する描写が見られた。
過去にバンダイから販売されたメタルヒーローの総集編ビデオ.「ジバン誕生!メタルヒーロー大集合」等に収録されない等、一時期はメタルヒーローとして扱われなかった事もあるものの、現在では関連書籍やCDには必ず本作品も含められており、公式にシリーズ中の1作として認定されている。
村上克司によると前半は『メタルダー』同様に苦戦したものの、後半の「磁雷神」
又、それ等旧来の特撮作品や、継続中だったスーパー戦隊シリーズ(東映)とは差別化されたヒーロー像を構築していた。
それ等の事から、一時期は多くのファンを獲得し、日本の特撮ヒーロー番組を代表するシリーズの1つとなった。
当シリーズのレギュラー放送が終了して久しいが、21世紀に入ってスーパー戦隊シリーズや仮面ライダーシリーズとのクロスオーバー作品や単独作品の映画が制作されている事もあり、知名度は今も衰えていない。
シリーズ全体に共通する要素は少ないが、その一方で幾つかの作品では世界観の共有も見られる。
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2012 tellme shigenaga 呼んで俳優を豪華にしたり、前述したジライヤの様に厳密には「メタル」ヒーローじゃないヒーローとかも出したり捻っている事は伺えるけど。