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NYを熱狂させたPerfumeのパフォーマンス/芸能ショナイ業務話

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特集:
芸能ショナイ業務話
初の全米ツアーでNY公演を行ったPerfumeの左からのっち、あ~ちゃん、かしゆか

初の全米ツアーでNY公演を行ったPerfumeの左からのっち、あ~ちゃん、かしゆか【拡大】

 女性3人組テクノポップユニット、Perfumeが初の全米ツアーを成功させた。今回は、その最終地点となった3、4日のニューヨーク公演のライブリポートを。

 ロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴ、NYと4都市5公演をまわった同ツアー。異国の地では、目玉の1つとして用意していたドローンが飛ばせない、セットが入らないなど現地で発覚する予期せぬトラブルもあった。

 3日のNY公演初日も会場の設営が押したため、リハーサルが3曲しかできないハプニング。それでも始まってみれば、そんなことをみじんも感じさせない完ぺきなパフォーマンスだ。

 冒頭でドローンの飛行を成功させると、2曲目で早くも早着替え。最新アルバム「COSMIC EXPLORER」を中心に、楽曲「Baby Face」の英語詞バージョンなどで盛り上げた。

 MCでは会場のコスプレイヤーを探し、あ~ちゃん、かしゆかのコスプレしか探せなかったのっちが「ノーのっち…OK…」と肩を落として笑わせる一幕も。

 続けて、あ~ちゃんは会場の中から日本語を話せるファンを通訳に任命。これは言葉の壁がある海外ツアーでもMCを楽しんでもらうために、彼女たちが“発案”したシステム。選ばれたアラバマ州の男子学生、イニーさんはメンバーから「イニーさん、お願いね」と名前を呼ばれ、今にも泣き出しそうなほど大感激だ。

 途中であ~ちゃんの広島弁についていけなくなり「ごめんなさい…」と落ち込むイニーさんに、あ~ちゃんが「ごめんね。私、日本語も少しおかしいの」とフォローすると、会場からは温かい拍手が。

 結局20分近く話し続けただろうか。海外でこれだけ長い時間MCをする強心臓に恐れ入った。

 一方、ライブでは、リオデジャネイロ五輪の閉会式で総合演出を担当した振付師のMIKIKO氏をはじめとする“チームPerfume”による最新技術を駆使した近未来的な演出がさえ渡った。

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