編集委員・野上隆生
2016年9月8日22時40分
米軍北部訓練場(沖縄県東、国頭村)のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)移設工事に対する抗議行動に、8月末から米国在住の6人の元米兵が参加している。イラク戦争などにも行った彼らは「戦争の訓練のために、この美しい自然を破壊することは狂気だ」と計画を批判。工事の警備に全国から集められた機動隊に強制排除されながらも、建設反対を訴えた。
6人は、映画監督のオリバー・ストーン氏も会員の米国の平和団体「平和を求める退役軍人の会」(VFP)のメンバーたち。
准会員で元兵士らをヘリパッドの建設地、東村高江へ案内した那覇市の建築家、真喜志好一さん(72)によると、VFPは1985年に結成され、現在の会員は約3500人。ベトナム戦争の経験から、「戦争や武器は平和をもたらさない」という理念を掲げ、各国の米軍基地反対運動の支援などを続けている。
VFPは米国で8月にあった年…
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