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20年パラリンピックへの架け橋に!櫻井翔、「車いすバスケ」ドラマに出演

サンケイスポーツ 9月8日(木)5時0分配信

 嵐の櫻井翔(34)が来年新春放送のフジテレビ系「君に捧げるエンブレム」に主演することが7日、分かった。交通事故に遭い、車いすバスケットボール選手に転身した実在の元Jリーガーをモデルにした主人公の挫折と復活の物語。劇中で車いすバスケにも挑戦する櫻井は「人間ドラマと車いすバスケの迫力で、骨太な作品になると思う」と力を込めた。体当たりで難役に挑む。

 リオデジャネイロ・パラリンピックが日本時間8日に開幕。櫻井が役者として、4年後の東京大会への架け橋になる名作誕生を目指す。

 「君に捧げる-」は、1993年に交通事故で脊髄を損傷してJリーガー引退を強いられ、車いすバスケット選手に転身した京谷和幸氏(45)の実話に基づく物語。櫻井は、京谷氏をモデルにした主人公・鷹匠和也(たかじょう・かずや)役。Jリーガーの和也は日本代表に選ばれ、結婚を控えていた矢先、事故で脊髄を損傷して車いす生活に。失意の中、車いすバスケと出会い、妻に支えられ、パラリンピック出場という新たな夢に向かっていく。

 制作側は、京谷氏ら車いすバスケ関係者を5年間にわたり取材し、ドラマ化。「障がいを題材に涙を誘う物語ではなく、逆境に負けず、人生を謳歌する人たちのドラマ」と強調し、櫻井を「国民的スターでありながら親しみやすく、主人公にぴったり」と起用した。

 櫻井は、昨年正月放送のフジ系「大使閣下の料理人」以来2年ぶりのドラマ主演で難役に挑戦。過去にテレビの企画で障がい者スポーツを取材し、車いすバスケに挑戦しており、「ドラマという表現の中で(障がい者スポーツに)スポットライトを当てることができたら光栄だと思う」と演じる意義を強調する。

 自身は小学4年から中学2年までサッカーを経験し、同作で車いすバスケを実演。パラリンピック日本代表アシスタントコーチとしてリオでの決戦を控える京谷氏から、大会後に直接指導を受けることも計画中だ。

 櫻井は「人間ドラマも見どころ。主人公が立ち上がっていくときの泥臭さ、夫婦の深い愛情など、シーンごとに見る人によっても感じ方が違ってくると思います」と力を込める。

 日本テレビ系「NEWS ZERO」のキャスターとして培った洞察力もいかし、アスリートの挫折と復活、家族の絆を丁寧に演じ上げる。

最終更新:9月8日(木)5時0分

サンケイスポーツ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

「うん、核融合炉を作ったよ」
核融合こそ未来のエネルギー問題への答えであり、子どもにだって世界は変えられる、テイラー・ウィルソンはそう信じています。そして彼はそのどちらにも取り組んでいます。14歳の時に家のガレージで核融合炉を作り、17歳となった今、直前の依頼に応えてTEDのステージで自分の物語を(手短に)語っています。