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 ロシアのプーチン大統領が12月に山口県長門市で安倍晋三首相と首脳会談を開くことを受け、広島市の松井一実(かずみ)市長は5日の記者会見で、「広島、長崎にも訪問していただきたい」と述べ、核保有国首脳として被爆地への来訪を求めた。

 5月にはオバマ米大統領が広島を訪れ、松井氏は、他の首脳にも訪問を呼びかけてきた。「世界の為政者が被爆の実相を深く理解することが、核兵器のない世界に向けた決意を固めるうえでとても重要」とし、「広島の近くまで来られるので、来ていただければ」と話した。今後は長崎市とも協力して、要請していくという。