2016年9月6日13時09分
沖縄県の女性会社員(20)を殺害し、山林に遺棄したとして殺人罪などで起訴された元米海兵隊員の軍属シンザト・ケネフ・フランクリン被告(32)の弁護人は6日、公判前整理手続きで那覇地裁に被告の精神鑑定を申請する方針を明らかにした。裁判員裁判の前に行われる整理手続きの日程は12日にも決まる予定といい、手続きの中で鑑定の必要性を主張するという。
シンザト被告は5月19日、女性の死体遺棄容疑で逮捕。捜査関係者によると、当初は「強姦(ごうかん)目的で女性を狙い、ナイフで刺して殺した」と話していたが、同20日の送検後は黙秘。6月には殺人容疑などで逮捕、その後起訴されたが、弁護人によると「殺すつもりはなかった」と起訴内容を否認しているという。
弁護人は「当初の供述は、直前に多量の睡眠薬を飲み、幻聴・幻覚の影響があった可能性がある」と話している。
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朝日新聞社会部
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