イントロダクション
キャスト
原作紹介
「校閲ガール」シリーズ
宮木あや子(みやぎ あやこ)
KADOKAWA・角川文庫刊
原作者のコメント
可愛かったりかっこよかったりする女の子が主人公の映像作品が大好きです。だから『校閲ガール』のドラマ化の話をいただいたときは飛び上がるほど嬉しかったです。しかも主演はとびきり可愛くて、これからどんどんかっこよくなりそうな石原さとみさん。私が石原さんを知ったのは『包帯クラブ』ですが、その後瞬く間に素敵な女優になられた石原さんが、どんな河野悦子を演じてくださるのか今から楽しみでなりません。観る人みんなが楽しめる、地味にスゴいドラマができることを願っています。
脚本
中谷まゆみ
中谷まゆみさんのコメント
本当にやりたい仕事をしている人が、世の中にどれだけいるだろう。
このドラマの原作「校閲ガール」の主人公、河野悦子も、本当はファッション誌の編集者になりたいのに、出版社イチ地味な校閲部に配属されてしまう。
でも悦子は諦めず、夢に向かって突き進む。
口は悪いが、媚びずにぶれずに我が道を行く悦子を、私は大好きになった。
自分のいるべき場所はここじゃない、そう思いながらも頑張っている人たちに、元気とエールを送れるドラマを目指します。
スタッフ
- 原作:
- 宮木あや子
「校閲ガール」シリーズ
(KADOKAWA・角川文庫刊) - 脚本:
- 中谷まゆみ
- チーフプロデューサー:
- 西憲彦
- プロデューサー:
- 小田玲奈
森雅弘
岡田和則(光和インターナショナル) - 演出:
- 佐藤東弥 ほか
- 制作協力:
- 光和インターナショナル
- 製作著作:
- 日本テレビ
お仕事
「校閲者」のお仕事
編集者から「ゲラ」と呼ばれる途中段階の原稿を預かり、深く読み込み、間違いや矛盾、疑問点を指摘する。 小説のこんな「間違い」を指摘!
- ●「話を聞いたとき、一番最初に泣き始めたのは花子だった…」
- 「最初」という言葉に「最も」という意味が含まれているので、「一番最初」だと、「一番」の意味が二重になってしまいます。
- ●「話を聞いて、彼はひとりで爆笑している」
- 「爆笑」の本来の意味は「大笑いする」ではなく「大勢が一斉に笑う」なので、一人では「爆笑」はできません。
- ●「太郎くんが口をいっぱいに広げてウィンナーにかぶりついた」
- 「ウィンナー」は太さが2センチ以下のものを指すので、太郎くんが口いっぱいに広げるなら「フランクフルト」がいいのでは?
- ●「父は無言のまま、コートをひるがえして闇の中へ消えていったのだった…。」
- 前のページに「海水浴」という表現がありますが、そんな季節にコートを着ているのですか?暑くないですか?
- ●「彼女は血の付いたナイフを川に投げ捨ててホームに駆け込み、7時14分発の列車にギリギリで飛び乗った!」
- 今年、時刻表が改定されました。現在7時14分の列車は存在しないので、この殺人トリック、成立しません。
間違いのない本づくりに欠かせない存在で、出版における縁の下の力持ち。しかし! 悦子の校閲はちょっと破天荒!? 通常、校閲者は作家と直接やりとりを行わないが…… 悦子は作家に直接会いに行ってしまう! 通常、校閲者はめったに取材現場には行かないが…… 悦子は事実確認のために現場に乗り込む! 地味~な校閲のお仕事に新しい風を巻き起こす!!
石原さとみさんのコメント
ハケンの品格や働きマンなど、とても好きで観ていたドラマの放送枠で同じ職業もので主演させていただける事を嬉しく思います!校閲というお仕事は、紐解いていくと私自身とも密接に関わりがあることを知りました。撮影までに実際に、校閲のお仕事をされている方とお会いして色々と教えていただき、また、ファッション大好き女子として、秋冬ファッションも勉強していきたいと思います!10月期・水曜10時から、地味なんだけど世のため人のためになっているお仕事をされている皆さんを応援できるドラマになるよう頑張りたいと思います!華やかなファッションとピリッと効いた毒舌な会話劇と、真剣に仕事に打ち込む河野悦子を楽しみにしていただけたら嬉しいです♡
菅田将暉さんのコメント
「地味にスゴイ!」というタイトルにもあるように、校閲という仕事を舞台にした、地味なところにスポットを当てたドラマです。なかなかドラマでは取り上げられないような題材を描く、非常に面白いドラマになると思います。僕が演じるのは、大学生でありながら実は作家という役。大した不満もなければ、大きな幸せも感じていない、とてもふわふわしている人。ふとしたきっかけからモデル業に進んだり、行き当たりばったりの言動もあったり、幸人がその時々で楽しそうな方向に流れていく感じは、今の時代を反映している役なのかなと思っています。主人公の悦子とどう関わっていくのか、ぜひお楽しみに!