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2016-08-29 22:21:26
食いしん坊筆者は真っ先に「ふぐ」が頭に浮かんでしまいました…。はい、すみません。
実は、山口は意外にも観光スポットの宝庫!
日本屈指の規模をほこる秋芳洞や秋吉台のカルスト台地、コバルトブルーの海がる角島などの豊かな自然と、岩国城や錦帯橋など、人々が紡いできた歴史が共存する、美しい場所です。
水族館や動物園もあるのでデートや家族旅行でも楽しめますね♪
そして、命がけで怒濤の時代を切り開き、近代の日本をつくったといえる幕末志士や、重要な役割を果たした政治家を多く輩出した地としても有名です。
海も山もあり、美味しいご当地グルメもたくさんありますよ♡
そんな魅力ある山口、今回は地域別に10カ所厳選してみました!
中国地方を構成する県(中国五県)の一つで、県土の大半は山陽地方に含まれ、北部の萩市・長門市が山陰地方の西端に当たるとされる。県庁所在地は県央部の山口市であるが、下関市・宇部市・周南市・岩国市など経済規模で山口市をしのぐ都市が点在しており、下関市など県西部を中心に経済面などで福岡県北九州地区との繋がりも深い(九州・山口地方)ほか、岩国市などの県東部は広島県地域との繋がりが密接である。
参照: https://ja.wikipedia.org/wiki/山口県
本州の最西端に位置する山口県。
江戸時代には長州藩として、長州(ちょうしゅう)と呼ばれており、また、「西の京都」と言うことで西の京(にしのきょう)、西京(さいきょう)とも呼ばれています。
九州との連接地点として、他の県とも密接なつながりのある地域もあり、地域ごとに文化や方言にそれぞれの個性があります。
山口を旅するなら、気候が安定している10月~11月の秋がオススメですよ♪
そして、日本海側と瀬戸内海側では平均気温や、冬は積雪量の差がとても大きいです。
本州最西端に位置しているため、冬も暖かそうなイメージがありますよね。
たしかに瀬戸内海側は、比較的一年中温暖な気候なのですが、日本海側から内陸側にかけては、記録的な大雪が多いのです。
秋は「長門峡」や「両足寺」など、紅葉スポットがたくさんあります。ぜひ、シーズンを狙って訪れてみてください。
絵画のような絶景に出会えるかも!
また、本記事では山口県を下記3エリアに分けてご紹介していきます。
1ページ目 :~県東(岩国・周南)エリア編〜
2ページ目 :~県央(山口市・秋芳・秋吉台)エリア編~
3ページ目 :~県西(下関・宇部)エリア編〜
まず県東エリアのおすすめ観光スポットを見ていきましょう♪
山口で最も有名な観光スポットといっても良いのではないのでしょうか?
木と木の組合せによって支えられている、見事な5連のアーチ状の橋が、錦川に架けられています。
長さは193.3m、幅5mです。
延宝元年(1673年)、第三代岩国藩主吉川広嘉により造られた錦帯橋。現在残っている橋は何と4代目なのです!
毎年花火大会や錦帯橋祭りなども催され、年間を通して訪れる人で賑わっています。
毎年8月に錦帯橋花火大会も開かれます。橋と花火の素晴らしいコラボレーションにうっとり♡
この橋をわたると…岩国城へ。
住所 : 〒741-0062 山口県岩国市岩国1丁目
アクセス : 岩徳線川西駅から徒歩15分
電話番号 : 0827-29-5116
営業時間 : 営業:終日 ※夜間は無人
料金 :
大人300円/小人150円(15人以上団体:大人250円/小人120円)
夜間は無人になりますが、入橋料は料金箱へ入れてください
公式URL : http://www.iwakuni-city.net/kankou/
ここに来てぜひ食べておきたいのは、錦帯橋名物夏みかんソフトクリーム♡
萩市名産の夏みかんを使った、柑橘系のさっぱりとクリーミーさがベストマッチ。
歩き疲れた身体に、みかんの香りとほどよい酸味と甘みが染み渡りますよ♪
他にも色々な種類のソフトクリームがあるので、食べ比べしても楽しいですね!
住所 : 山口県岩国市横山2-2-3
電話番号 : 0827-41-2418
定休日 : 冬季のみ火曜日
営業時間 : 9:00~18:30
ランチ営業、日曜営業
料金 : ~¥999
公式URL : http://nishiki-ya.jp/
錦帯橋からも見える山の上にある岩国城。
お城までは、ロープウェイで登ることができます。
慶長13年(1608年)初代藩主吉川広家により築城されました。
昭和37年に再建、桃山風南蛮造りの山城で、日本では珍しいお城です。
館内は見学可能で、天守閣には錦帯橋の精密模型、写真、武具や甲冑が展示されています。
4階にある展望台からは、岩国の受け継がれてきた街並みや錦帯橋、瀬戸内海、そして四国の山々まで見渡すことができます。
珍しい桃山南蛮造り。かつて標高約200メートルの城山山頂に位置していました。
天守閣からの眺め。
こんなに高い所にそびえていると、当時、御勤めされていた人たちは通勤が大変だったでしょうね…!
城下町はもちろん、美しい風情がある景色を瀬戸内海まで見渡せる360度の大パノラマで楽しんでみてはいかかでしょうか。
住所 : 〒741-0081 山口県岩国市横山3丁目
アクセス : 岩徳線川西駅から徒歩20分、さらにロープウエーで3分。ロープウエー下車後、徒歩10分
電話番号 : 0827-29-5116
定休日 : 休館:12月16日~31日
※岩国城ロープウエー点検日は休館
営業時間 : 営業時間:9:00~16:45
料金 : 岩国城 260円 (120円)、
錦帯橋・ロープウエー往復・岩国城セット券 940円(450円)
錦帯橋 300円 (150円)、ロープウエー (片道) 320円(150円)
ロープウエー (往復) 550円(250円)
※()は小児料金、小学生未満は無料
岩国寿司は、錦糸卵や岩国の名産品のレンコン・椎茸・でんぷん・きぬさやなどをのせたちらし寿司のようなものです。
見た目は色鮮やかでかわいい感じ。
味は、具材の歯ごたえと酢飯とでんぷんの甘みと大葉の香りがよく、さっぱりと頂けます。
かつては保存食として重宝されていたとか。
岩国名物のため、お店により微妙に味が異なるので、機会があれば食べ比べてみては?
住所 : 山口県岩国市横山2-5-32
アクセス : JR岩徳線「川西」駅より、徒歩15~20分程度
JR山陽本線「岩国」駅(西口)より、バスに乗車(2番乗り場)
錦帯橋を経由するバス路線は、複数あります。
川西駅から1,305m
電話番号 : 0827-41-3741
定休日 : 不定休
営業時間 : 9:00~19:00 冬場は早仕舞いあり
ランチ営業、日曜営業
料金 : ~¥999
公式URL : http://kojiro.daa.jp/
岩国のシロヘビは国の天然記念物になっています。
こちらはシロヘビ達の飼育、保護を目的に作られた資料館です。
岩国には現在、おおよそ1000頭のシロヘビが生息してるとのことで、この資料館では、5頭が飼育されています。
体長180cm、本当に真っ白で、赤く丸い目を持っていて、どこか神秘的な雰囲気を醸し出しています。
シロヘビは非常に珍しく、めったに見ることができないので、幸運の象徴とも言われています。
爬虫類好きな人はもちろん、苦手な人でも見慣れると、とても可愛いのでじっくり観察してみてください♪
住所 : 〒740-0017 山口県岩国市今津町6-4-2
アクセス : JR山陽本線岩国駅より岩国市営バス今津経由錦帯橋行10分、天神町より徒歩3分
定休日 : 年中無休
営業時間 : 9時~17時
料金 : 入場料無料
その他料金:100円程度のこころざし
山口の有名なお店といえばココ!
もはや観光スポットとしても紹介されている御食餌処「いろり山賊」。
まるでタイムスリップしたかのような雰囲気。良い意味でごちゃごちゃとした店内はまさに山賊の住処のようです。
お座敷に座って頂く、名物の「山賊むすび」と「山賊焼き」は、どちらもデカイ!!
山賊むすびは鮭、こぶ、梅がはいっているお米が美味しいおむすびです。山賊焼きは炭火でこんがりと焼き上げた若鳥のもも肉がドカっと串に刺されたものが出てきます。
これらを豪快にがぶり!!といくのが山賊流。
ボリューミィですが意外にあっさりした美味しさなので、意外にもぺろりといけちゃいます。
他のも地元産のお肉等、ご当地グルメメニューがもりだくさん♡
一年中いろんなイベントも行われており、店内や庭の風景を見るだけでもワクワクしますよ♪
ぜひ立ち寄ってみてください。
天井は高く梁があり、囲炉裡があり、火鉢などの調度品が設置されています。
野外席もあります。庭には池や観音様、神社などもありとにかく広い! 散策できます。
お店の外観はまるでお城!夜は大々的にライトアップされているので一目で分かりますよ♪
住所 : 山口県岩国市玖珂町一の滝1380-1 いろり山賊 玖珂店内
アクセス :
・JR山陽線「玖珂」インターチェンジから車で約15分
・JR岩徳線「欽明路」駅から徒歩約30分
・国道2号「野口」交差点から東(広島方面)に約1キロ
・「玖珂中央病院」から北に約500メートル 欽明路駅から647m
電話番号 : 0827-82-3115
定休日 : 3つの店が交代で休むので実質無休
営業時間 : 9:30~翌5:00
桃李庵 : 9:30-24:00
竈 :10:00-24:00
山 賊 :9:30-翌5:00
朝食営業、ランチ営業、夜10時以降入店可、夜12時以降入店可、日曜営業
料金 : ¥1,000~¥1,999
公式URL : http://www.irori-sanzoku.co.jp/
「回天」とは、太平洋戦争中に開発された、魚雷に大量の爆薬を搭載し、隊員自らが操縦して敵艦に体当たりするという特攻兵器のことです。
かつて、20歳前後の若者達が志願し、この地で毎日厳しい訓練を行い、祖国を守るため、多くの若者がここから出撃していきました。
ここでは当時のそのままの回天訓練基地跡を見学でき、特攻志願した遺品遺墨約1,000点を展示しています。
実物大の「回転」。館内では回転の仕組みや、当時の様子と詳しく見ることができます。
海に面した回転訓練基地へ。
ここで来る日も来る日も「人間魚雷」として厳しい訓練が行われていたのでしょう。
今は平和の象徴として、穏やかで美しい海に、今日もひっそりと佇んでいます。
穏やかで美しい山口の海で、かつてそこに存在した悲しい事実。
その歴史に思いを馳せてみてはいかかでしょうか。
住所 : 〒745-0057 山口県周南市大津島1960番地
アクセス : JR山陽本線徳山駅から徒歩で2分
徳山港から船で18分(フェリー44分)・高速船18分
馬島港から回天記念館まで徒歩10分
電話番号 : 0834-85-2310
定休日 : 毎週水曜日(水曜日が祝日の場合はその翌日)及び年末年始(12月29日~1月3日)
※その他、台風等荒天により臨時休館することがあります。
営業時間 : 午前8時30分~午後4時30分
料金 : 大人300円
【30人以上の団体】:240円 ※団体利用の方は事前にご相談ください。
※18歳以下の学生、幼児は無料
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳所持者は免除
公式URL : http://www.city.shunan.lg.jp/section/ed-sports/ed-shogai-bunka/kaiten/
ここまで県東エリアの名所4選をご紹介してきました!
次ページからは雄大な自然の絶景がある県央エリアの観光スポットを見ていきましょう。
ぜひとも最後までお付き合いください ね♪
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