岡田氏「日本国籍は事実」と問題視せず 国籍問題
「二重国籍」問題指摘で
民進党の岡田克也代表は8日の記者会見で、蓮舫代表代行が日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」の問題を指摘されていることについて、「日本国籍を得ていることは間違いのない事実だ。父が台湾人だからおかしいかのような発想が一連の騒ぎの中にあるとすると、極めて不健全だ」と述べ、問題視しない考えを示した。そのうえで「多様な価値観を認めるというわが党の目指す方向性とは全く異なるものだ」と述べた。
蓮舫氏は1985年に日本国籍を取得した際に台湾籍の放棄を宣言したと説明し、台湾籍が残っているかは「確認中」としている。【松本晃】