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OMGmag

デザイン、アート etc...センスでご飯を食べてるblog

ヘアドネーションという「ヒップな」選択肢

ライフスタイル

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twitterのフォロワーにダンサーでブロガー、そしてNY在住という
響きだけでなんだかとってもヒップなAzusa Takeuchiさんという方が居まして。
一つのつぶやきが目に留まりました。

 

髪の毛を寄付するとはどういうことか?と気になってブログを読みました。

女の命は髪じゃない。

みなさんヘアドネーションってご存知ですか?これは抗がん剤の副作用や、様々な理由で髪の毛を失ってしまった人たちにウィッグを無償で提供する活動。その名のとおり髪の毛のドナーですね。彼女はこの活動に賛同し、自身のロングヘアを30センチ以上もカットして提供したのです。そのときの様子が上記のタイトルでUPされています。タイトルがまず秀逸ですよね。そして彼女の行動は最高にクールでした。

www.azusatakeuchi.me

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これって実際に行動に移すのって簡単な様ですごくむずかしいと思います。なんせ30センチですから。伸びるまで相当な時間がかかるのは容易に想像がつきます。
しかし、こうした友愛の精神はぼくたちが生きる上で非常に重要だと思うわけです。世の中が便利になればなるほど失われていく助け合いの気持ち。でも実際近くに(NYだけど)アクションを起こしている人がいる。

そしてInstagramのタグで検索するとヘアドネーションの写真がたくさんアップされています。そしてその表情はみんな優しいんですよね。カットした髪の毛がどこかで困難に立ち向かっている人の笑顔につながる。すごく素敵な事です。

https://www.instagram.com/explore/tags/hairdonation/

 

 ぼく自身は、恥ずかしながら今日までその存在を知りませんでした。でもAzusaさんのブログを読んで、めちゃくちゃかっこいいなと思って。今回ブログで紹介しようと思った次第です。調べてみると日本にもJapan Hair Donation & Charity(JHDAC)という非営利活動法人があります。

ヘアドネーションをするための主な条件

  1. 長さは12インチ(30.48㎝)以上※長ければ長いほど良いそうです
  2. 引っ張って切れてしまうような極端な傷みがなければパーマやヘアカラーがされていてもOK
  3. 条件さえ揃えば老若男女誰でも参加可能

http://www.jhdac.org/blank-12

またJHDACのwebサイトでは全国の「賛同美容院」が紹介されていますので、参考にしてみてください。

行きつけの美容院でもやってもらえる?

ヘアドネーションに適した「ドネーションカット」という方法があるそうなので、要相談です。またHPには美容師さんにドネーションカットの方法をお知らせするシートが用意されているので、プリントアウトして持っていくと確実です!

男性でもできる?

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男性でも可能ですが、さすがに30センチ以上のロングヘアとなると、あまり現実的ではありません。しかし寄付という形で応援する事もできます。ウイッグを作るために必要なトリートメントや製作費、海外工場への輸送費などのお金も募金や寄付金などから賄われています。

「誰かのために」をナチュラルに実行できるかっこよさ

通常、髪の毛は切ってしまえば廃棄されておしまいです。しかし気持ち一つでこうした活動に参加できることは本当に意味のあることだと思うし、すごくかっこいいことだと思います。 しかしウイッグ一体に20〜30人分の髪の毛が必要なのだそうで、やはりまだまだ数が足りていません。こうした活動が少しずつ認知されていけばいいですね!

 

今回ヘアドネーションを知るキッカケを作ってくれたAzusaさんありがとうございました!また、彼女のブログではNYでの暮らしやご自身のダンサーとしての活動のことなどが綴られています。何といってもバリバリのニューヨーカーですからね!オシャレでセンス溢れる素敵なブログです!目標は「ニューヨークNo1の日本人ブロガーになること」だそうなので、全力で応援します!これからも楽しみにしてますね!

www.azusatakeuchi.me

この記事で少しでもヘアドネーションに興味を持ってくれた人が居れば嬉しく思います