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神戸山口組が定例会 先日のトラブル受け厳重警戒

神戸新聞NEXT 9月8日(木)12時7分配信

 指定暴力団神戸山口組の直系組長らが8日午前、定例会のため、神戸市長田区五番町2の同組傘下事務所に集まり始めた。5日には山陽新幹線新神戸駅で、神戸側の組員らが、対立する指定暴力団山口組の篠田建市(通称・司忍)組長(74)を挑発するトラブルが発生。兵庫県警は両団体の衝突を警戒し、従来よりも多くの警察官を配置した。

【動画】定例会出席のため事務所に集まる神戸山口組の直系組長ら

 捜査関係者によると、神戸山口組の定例会は本拠地のある兵庫県淡路市志筑の直系団体「?友会」事務所で開かれることが多いが、この日は、台風13号の影響を考慮し、会場を変更したとみられる。

 神戸・長田の事務所には、直系組長らが組員に護衛されながら次々と到着。県警は周辺の交差点に防弾チョッキ姿の捜査員を配置し、出入りする組長らの写真を撮影するなどして監視と情報収集に当たった。

 5日の新神戸駅での騒動は、篠田組長が山口組の定例会に向かうため改札口に姿を見せたところ、色紙やペンを手に集まった神戸側の組員ら数十人が「サインくださぁい」などと叫び、警察官に制止された。県警は同組長を威嚇するのが狙いだったとみている。

最終更新:9月8日(木)15時14分

神戸新聞NEXT

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