公式サイトで「ジブリ総選挙」なるものが開催された結果、1位に選ばれたのは、『千と千尋の神隠し』だった。
個人的な好みはさておき、興行的に大成功したのだから、納得ではある。
ジブリのアニメ界での存在感、位置づけは、今後どうなっていくのだろう。
すでに、一般ウケもするアニメといえばジブリ、という時代でもない。
細田守監督や新海誠監督の台頭は、じつに喜ばしいことだ。
とはいえ、ジブリが新作をだすたびに、チェックせずにはいられなくなる衝動は、当分つづくだろう。
どんな企画が生まれるのか、勝手に想像をふくらませてしまう。
たとえばこんなのはいかが?
『となりのとなりのトトロ』
真ん中、誰だよ!
<あらすじ>
とある中年男が村にやってきた。
トトロ、なるふしぎな生き物の噂を聞き、自分も会ってみたい、ふれてみたい、という気持ちが抑えられなくなったという。
しかし中年男の、ふれてみたい、という欲求の対象は、徐々にメイとサツキ姉妹に移っていく・・・。
近所の少年、カンタは二人を守れるのか?
一瞬も目が離せないサスペンス作品!
・・・・・・ダメ?
では今回は、仮に宮崎駿監督が復帰したとしても、こんな作品なら観たくねえ! という妄想企画でいってみる。
ジブリファンのみなさん、怒んないでね・・・。
次回作、こんなんだったらアンチジブリ化する!
『耳をすませ』
<あらすじ>
少年、天沢聖司は、表向きは優等生だが、じつは片思いの相手、雫を執拗にストーキングするサイコ野郎だ。
読んでもいないのに図書室の閲覧カードに記名し、雫に自分の存在を認知させようとしたり、こっそり隣の席に座って匂いをかいでみたり。
雫が作家志望であることを知ると、自分はバイオリン職人を目指していると偽り、夢を叶えるために一緒にがんばろう、と接近する。
なんの疑いも持たない雫は、ある日、「工房を見に来ないか?」と誘われ、まんまと出向いてしまう。
そこで雫を待っていたのは、見知らぬおじさんたち・・・・・・。
異性が怖くなるサイコスリラ―作品!
『千と千尋の金隠し』
<あらすじ>
ある村に行きついた少女、千尋。
両親が、店員がいないにも関わらず、飲食店で好き勝手に飲み食いを始めたことから、この村ではそういうことが許されるのだと勘違いし、欲深な性分を全開にする。
そして村一番の金持ち、湯婆婆の家に、使用人のふりをして潜入。
白という、おかっぱ少年をお色気で籠絡すると、隠し財産のありかを白状させ、それを奪った。
年寄りをだます少女に鉄槌を下す者はいないのか?
社会派の問題作!
『金足りぬ』
「千尋のやつ、とんでもないものを盗んでいきおって・・・」
<あらすじ>
戦争反対、といいつつも、最強の戦闘機を造ろうと日々励む青年、堀越。
彼は資金が底をつくと、出資を募ろうと、ある資産家を訪問する。
彼女は、美しいものが好きな堀越にとって、吐き気をもよおすようなクソババアだった。
けれども、なんと彼女は、空を飛べた。
その飛行術は、戦闘機の製作におおいに貢献するのであった。
虚実を織りまぜたプロジェクトX的ドラマ!
『天狗の城ラピュタ』
<あらすじ>
シータ「見て! あの雲の中に、天狗の城があるんだわ!」
パズー「行ってらっしゃい」
シータ「えっ?」
『風の谷、ナウ』
すでに死語では・・・。
<あらすじ>
メーヴェに乗って、きょうも姫様は自由気ままに旅をする。
明日はあなたの街に現れるかも・・・。
ふれあい旅情作品。
『痴女の宅急便』
<あらすじ>
わたし、魔女っ子キキ♪
でも魔法は使えないし、ドジだし、失敗を繰り返す毎日。
きょうも、宅配物のニシンのパイを、雨で濡らしてしまいました。
受け取ったお客様は激怒。誕生日パーティーの余興として、私にあんなことや、こんなことをさせるのです・・・。
注目の新人、AV界に降臨!
※本作は未成年の方はご覧になれません。
※幼く見えますが、キキは成人年齢です。
『ホモの気(け)姫』
<あらすじ>
人間と、もののけ、二つの世界の狭間で揺れる少女サンは、じつは男と女の狭間でも揺れていた。
環境問題とジェンダー問題に踏み込んだ野心作。
『ハウルの動く下』
<あらすじ>
ハウルという名のホストが、女をたぶらかしたり、たぶらかされたりする物語。
『崖の上の放尿』
<あらすじ>
ポニョ、宗介、好き~・・・・・・、ってほどでもない~。でも尿酸値が高いから気をつけて~。
『紅のメス豚』
「ヤれない豚は、ただの豚だ」
<あらすじ>
戦闘機と女の操縦なら俺に任せとけ。
ただ、フィオもジーナも、予想以上になっちまったぜ。
*
――以上。
なんか後半は下ネタラッシュ、実際にパロディAVにあるかもなタイトルになってしまった。AVでじゃなくても、ナイツあたりがやりそうなネタ。
かぶってたらすんません。
・ジブリネタ、こんなのも書いてます。
記事終わりの連載4コマ
『ペットボトルくん』(by ショウエイ)
・その74
冷凍ペットボトル、夏の部活には必須だったなあ。
同時連載していた『まぐねっこ』は、五郎先生がご多忙につき、今後は不定期連載となります。
ブログ読者が激減しませんように・・・。
おまけ
雨降って、地、うごめく。
昨夜は雨。そして突然、生えてきた。
『もののけ姫』の「こだま」かと思った。
「カラカラカラッ」
お名前、だれかご存じ?
*
友人から、「ついにPS4買った!」ってウキウキメールが来たのが3日前。
今日から、「安くてスリムで省電力」な新型の予約が始まったことを告げられぬ・・。