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【スポーツ】

[卓球]リオ「銀」の丹羽にスポンサーから報奨金500万円

2016年9月8日 紙面から

500万円の報償金を手にした丹羽(中央)。左端はスヴェンソンの兒玉社長、右端はヤマト卓球の松下社長=東京都港区のアンダーズ東京で

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 リオ五輪卓球男子団体で銀メダルを獲得した丹羽孝希(21)=明大=が7日、東京都内のホテルで開催されたスポンサー契約を結ぶスヴェンソン主催のメダル報告会に出席。同社から贈られた報奨金500万円の使い道について、パフォーマンス向上に向けて「(いい睡眠がとれるよう)値段の張る高級寝具を買う」と明かした。

 リオ五輪の5カ月前の世界選手権団体でも丹羽は男子では39年ぶりとなる銀メダルを獲得しているが「(リオから帰国後の)8月いっぱいは毎日テレビ出演で練習ができなかったぐらい。世界選手権とは全然違う反響の大きさにびっくりした」と世間の関心の違いを実感した。

 リオ五輪前の4大会でいずれも初戦敗退し、一時は卓球を続けていく自信がなくなったというが、リオで銀メダルを手にして「東京五輪を目指す気持ちが強くなった。東京で金メダルを取りたい」と欲も出てきた。

 金メダル獲得には打倒・中国が不可欠。明大を来春卒業する予定の丹羽はプロになり、国際大会で中国トップ選手との対戦機会を増やすことで強化を図り、4年後の悲願達成につなげるつもりだ。 (千葉亨)

 

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