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信州大学長に喝采も 「スマホやめるか大学やめるか」の“真意”

「よくぞ言ってくれた」と喝采する人もいる。信州大の山沢清人学長が4日の入学式で、新入生約2000人に「スマホ否定論」をブチ上げたことだ。5日、ネット上に「スマホやめるか、大学やめるか」とのタイトルでスピーチが拡散。「時代遅れ」と一蹴する人もいるが、「至極もっともな意見」とおおむね歓迎ムードだ。

「学長が伝えたかったのは『自分で考えることの重要性』でした。全力で行動し、じっくり考えるためにはゆったりした時間が必要ですが、現実は違います。特に、スマホやネットなどに依存すると、無駄に時間を潰し、脳の取り込み情報が低下します。そんな現状を憂慮し、新入生に『スマホやめますか、それとも信大生やめますか』と語りかけ、本を読んだり、友人と語ったりしながら考えるための手段として、『スマホのスイッチオフ』を説いたのです」(信大関係者)

■S・ジョブズも予見していたデジタルリスク

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