腰はギシギシ、肩はバリバリ、首をまわすなんてもってのほか……。そんな疲れきったアタナに教える8人のゴッドハンド。まるで魔法をかけるような、研ぎ澄まされた技術に驚愕せよ!
ちょっとやそっとじゃ満足できない大柄な男性たちもこぞって太鼓判を押す凄腕整体師は、意外にも庶民派商店街の片隅にいた。
劉金平
癒し工房 整体師
中国出身。来日後、整体専門学校に入学。台湾式の整体術を習得し、卒業後は都内の整体院での勤務を経て開業。海外出張などで多忙を極めるビジネスマンたちも顧客に連なる。
15年前、日本の地を踏んだ劉金平は整体で身を立てようと考え、台湾人の師匠に師事した。
「かなりのスパルタで、それはそれはつらい修業でした。基本的な技術の習得はもちろん、壁を押したり、親指だけで腕立て伏せのようなことをしたり。手が腫れて箸も持てないほどでした」
そのときの苦労が現在のパワーハンドの基礎になったのは言うまでもない。血の滲むような修業の後に都内の鍼灸院に就職、2012年にここ梅丘で開業した。極意はオリジナルの整体術。修業先で習得した基本的技術のほか、中国由来の推拿や刮を織り交ぜ、全体をほぐしていく。
「よく言われるのが、『ピタリとツボに入っているからか、強く押されてもぜんぜん痛くないし、むしろ心地いい』とか、『あたたかい感じがして、“気”が注入されているようだ』ということです」
心身ともに疲れきっているビジネスマンの顧客も多く、90分間の施術中に“寝落ち”していく人がほとんど。その腕前は口コミで広まっていき、今や予約も困難な状況に。全身整体のほかに、顔や頭部の骨格にアプローチする骨気をベースにした小顔コースも人気だ。