キルギスで「遊牧民のオリンピック」開幕
遊牧民の暮らしと関わりの深い馬を乗りこなす技術などをスポーツ競技として競い合う「遊牧民のオリンピック」とも呼ばれる国際大会が、3日、中央アジアのキルギスで始まり、50か国以上からおよそ1000人が参加して開会式が行われました。
「遊牧民のオリンピック」とも呼ばれるこのスポーツ大会は、中央アジアのキルギス政府が遊牧民の伝統文化を守ろうと、おととし初めて開きました。
2回目のことしは、キルギス東部にある観光地としても人気のイシク・クル湖近くの会場で始まり、3日、50か国以上からおよそ1000人が参加して開会式が行われました。
開会式では、キルギスのアタムバエフ大統領があいさつし、「この大会は子どもたちや世界中の人たちに豊かな遊牧民文化を見せられる絶好の機会です」と述べました。また、遊牧民の歴史を紹介する劇も上演され、伝統的な衣装に身を包んだ男性が馬と一緒にダンスを踊ったり、2頭の馬の背に片足ずつ乗せて馬を走らせる曲芸を披露したりすると、会場から大きな歓声が上がっていました。
今月8日まで6日間の大会期間中、参加者たちは、馬を乗りこなす技術や獲物に見立てたきつねの皮をイヌワシを放って捕獲する「たか狩り」など、遊牧民の暮らしと関わりの深い23の種目で技を競い合うことになっています。
2回目のことしは、キルギス東部にある観光地としても人気のイシク・クル湖近くの会場で始まり、3日、50か国以上からおよそ1000人が参加して開会式が行われました。
開会式では、キルギスのアタムバエフ大統領があいさつし、「この大会は子どもたちや世界中の人たちに豊かな遊牧民文化を見せられる絶好の機会です」と述べました。また、遊牧民の歴史を紹介する劇も上演され、伝統的な衣装に身を包んだ男性が馬と一緒にダンスを踊ったり、2頭の馬の背に片足ずつ乗せて馬を走らせる曲芸を披露したりすると、会場から大きな歓声が上がっていました。
今月8日まで6日間の大会期間中、参加者たちは、馬を乗りこなす技術や獲物に見立てたきつねの皮をイヌワシを放って捕獲する「たか狩り」など、遊牧民の暮らしと関わりの深い23の種目で技を競い合うことになっています。