G20サミット 安倍首相“世界経済に貢献”強調へ

G20サミット 安倍首相“世界経済に貢献”強調へ
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主要20か国の首脳らが世界経済の持続的な成長に向けて意見を交わすG20サミットが4日から中国で開かれ、安倍総理大臣は、世界経済の下方リスクに立ち向かうための取り組みを強化し、成長に貢献していく考えを強調することにしています。
ロシアのプーチン大統領との首脳会談を終えて3日に帰国した安倍総理大臣は、中国浙江省の杭州で開かれるG20サミットに出席するため、4日午前、政府専用機で羽田空港を出発することにしています。
G20サミットには、議長国・中国の習近平国家主席のほか、アメリカのオバマ大統領、EU=ヨーロッパ連合からの離脱を決めたイギリスのメイ首相らが出席する予定で、世界経済の持続的な成長に向け新興国経済の減速などの課題にどのように対応していくのか意見を交わすことにしています。
そして、安倍総理大臣は、世界経済の下方リスクに立ち向かうための取り組みを率先して強化し、「未来への投資」に力を注いでいくことで、世界経済の持続的な成長に貢献していく考えを強調することにしています。
さらに、世界各地で頻発するテロについて、経済活動の脅威になるとして、根絶に向けて各国が連携して取り組む重要性を指摘することにしています。
安倍総理大臣は、G20サミットに合わせて各国の首脳と個別に会談したいとしており、中国の習近平国家主席やトルコのエルドアン大統領らと会談する方向で調整を進めています。