アインシュタインの相対性理論によると、光速近くで移動する人の時間は、静止している人から見るとゆっくり進む。実際に、宇宙飛行士は生きている間にアンドロメダまで往復出来る。しかし、その間に地球上では460万年も経ってしまうが・・・。つまり、光速近くで宇宙旅行をして帰ってくると、何世紀も未来の地球に行くことが出来るのだ。このように、アインシュタインの理論は未来へのタイムマシンを可能にしたが、過去へのタイムマシンも可能なのであろうか。
ここで、ちょっと余談。
上に、「光速近くで移動」とあるが、決して光速にまで加速してはいけないのだ。宇宙船の速度を上げていくと、宇宙船の中の時間の進み具合は遅くなる。それが、光速にまで到達した時、中の時間は全く進まなくなってしまう。そうなると、目的地へ到着したとき、誰がブレーキかけるのだ?時間が止まって宇宙船の中の誰しも動けなくなってしまっている。こうなっては目的地の星へ光速で衝突するしかないのである。
みなさんも光速宇宙船の運転手になった暁には、決して最高速チャレンジなどしないように!スピードメーターが光速に到達した瞬間、凍りついたように宇宙船内すべてのものが静止してしまうのだ・・・。
好きな人とこのままずーっと一緒にいたい・・・時間よ止まれ。そう思う恋人同士には打って付けの代物だろう。
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