【断末魔の中韓経済】家計の負債に依存する韓国 負債の急増は経済縮小に向けた時限爆弾 (2/2ページ)

2016.09.05

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、国民の苦境を理解しているのか(共同)
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、国民の苦境を理解しているのか(共同)【拡大】

 15年、および15年10−12月期の韓国の家計の負債増加幅は、同国が家計信用統計を発表し始めた02年10−12月期以来、最大である。韓国の人口は約5061万7000人であるため、国民1人当たり約2400万ウォン(約220万円)の負債を抱えている計算になる。

 しかも、増え方のペースが半端ない。

 韓国の家計は、毎年10%超というハイペースで負債を増やしていっている。現在のペースが継続すると、韓国の家計の負債は7年間で倍増してしまうことになる。

 韓国の家計の負債が増えている理由は、住宅担保貸付の急増だ。韓国は最も脆弱な家計の不動産向け貸付により、何とか国民経済を下支えしている状況なのだ。

 実は、リーマン・ショック前の米国、あるいは不動産バブル崩壊前の英国も、家計の負債が拡大していた。とはいえ、不動産価格急落を受け、家計の負債は縮小に転じ、経済は急収縮した。韓国の家計の負債の急増は、将来的な経済縮小に向けた時限爆弾なのである。

 ■三橋貴明(みつはし・たかあき) 1969年、熊本県生まれ。経済評論家、中小企業診断士。大学卒業後、外資系IT業界数社に勤務。現在は「経世論研究所」所長。著書に『2016年 中国・ユーロ同時破綻で瓦解する世界経済 勝ち抜ける日本』(徳間書店)、『第4次産業革命 日本が世界をリードする』(同)など多数。

 

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