外食事業者社長を「親日派の子孫」と侮辱、49歳被告に罰金判決=ソウル中央地裁

外食事業者社長を「親日派の子孫」と侮辱、49歳被告に罰金判決=ソウル中央地裁

 ソウル中央地裁刑事24部(ノ・ソヨン裁判官)は6日、外食事業者「ザ・ボーン・コリア」のペク・チョンウォン社長(50)をインターネット上で侮辱したとして起訴されたL被告(49)に対し、罰金50万ウォン(約4万7000円)の判決を下した。L被告は今年2月、ポータルサイトに掲載されたペク社長に関する記事に対し、ペク社長を「親日派(日本の支配に賛同・協力した人)の子孫」と表現するコメントを寄せ、侮辱したとして起訴された。L被告は「ペクさんがテレビに出るたび、祖父の莫大(ばくだい)な富を基にした自信満々な態度がむかつく。果たして、日本統治下に親日行為をしなくても、あれだけの富を築けたのか」というコメントを寄せた。

 ノ裁判官は判決文で「L被告は公人に対する意思表示だとして、正当な行為だったと主張したが、L被告が寄せたコメントは、現代の健全な社会通念に照らせば、その表現は社会規範に反する」と述べた。

シン・スジ記者
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