キルギスの中国大使館テロ ウイグル独立組織関係者の犯行か
中央アジア・キルギスの首都ビシケクにある中国大使館で先月30日に起きた自爆テロについて、キルギスの治安当局は、隣接する中国・新疆ウイグル自治区の独立を主張する組織につながる男の犯行だったとする捜査結果を発表しました。
キルギスの首都ビシケクにある中国大使館で先月30日、門を突き破った車が爆発してキルギス人職員らがけがをして、車を運転していた男もその場で死亡し、地元の治安当局は自爆テロと見て捜査を続けてきました。
これについて、キルギスの国家安全保障委員会は6日、自爆テロを起こしたのは、中国・新疆ウイグル自治区の独立を主張する「東トルキスタン・イスラム運動」につながる33歳のタジキスタン国籍のウイグル人の男だったとする捜査結果を発表しました。
また、今回のテロは、この組織につながる関係者が、シリアを拠点にする武装組織と連携して行ったとして、これまでに協力者と見られる5人を拘束したほか、犯行を指示した疑いなどで4人を国際手配したということです。
中国やロシア、それに中央アジアの各国は、キルギスをはじめこの地域で、イスラム過激派が水面下で浸透を図っているとしていて、その動向に神経をとがらせています。
これについて、キルギスの国家安全保障委員会は6日、自爆テロを起こしたのは、中国・新疆ウイグル自治区の独立を主張する「東トルキスタン・イスラム運動」につながる33歳のタジキスタン国籍のウイグル人の男だったとする捜査結果を発表しました。
また、今回のテロは、この組織につながる関係者が、シリアを拠点にする武装組織と連携して行ったとして、これまでに協力者と見られる5人を拘束したほか、犯行を指示した疑いなどで4人を国際手配したということです。
中国やロシア、それに中央アジアの各国は、キルギスをはじめこの地域で、イスラム過激派が水面下で浸透を図っているとしていて、その動向に神経をとがらせています。