豪雨で冠水した栃木市で、水没した軽自動車の中から男性の遺体が見つかりました。一方、茨城県常総市でも男性の遺体が見つかり、警察が身元の確認を進めています。
警察によりますと、13日午前6時半すぎ、栃木市藤岡町の田畑で、水没していた軽自動車の荷台辺りから男性の遺体が見つかりました。遺体で見つかったのは、市内に住む小倉治さん(68)です。死因は溺死で、豪雨に見舞われた10日ごろに死亡したとみられます。
一方、鬼怒川が決壊した常総市三坂町の水田では、中年とみられる男性がうつぶせの状態で遺体で見つかりました。また、新石下の水田でも、男性1人が心肺停止の状態で見つかり、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。今のところ、水害との関連は分かっていません。