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第3話「クリーパーの襲撃」
何分経っただろうか。気がつくと、僕は木材の床の上で寝ていた。
「うーん...。もう朝か」
そう言って僕は朝一番の背伸びとあくびあをした。今日もいい天気だ。こんな時には何か良いことがありそうだな。
「今日はブランチマイニングをしようかな」
そう言うと、僕は石のピッケルを3つ作った。そして家の横の原っぱに階段状に穴を掘って言った。すると、10ブロックも掘らないうちに石炭が見つかった。
「丁度いい。松明を作ろう」
掘った石炭4つで16個の松明ができた。こんぐらいあれば十分だろう。そう思いながらも石を掘り続ける。インベントリの中をなるべく節約するため、花崗岩や閃緑岩などは避けて掘るようにした。 すると、次は鉄がでてきた。しかも10個。これはついてる...のかな?一旦ブランチマイニングは中止して、地上で余分な石炭を燃料にしてカマドで精錬した。そして3つ精錬したら鉄ピッケルを、2つ精錬したら鉄の剣を作った。
そしたらブランチマイニング再開。再び掘ると、青色の鉱石が。
「...なんだっけコレ。サファイア?」
掘ってみて、手元にあったアイテム本(なぜか持ってた)で調べてみる。
「えーっと何々?...『ラピスラズリ。羊毛の装飾やラピスラズリブロックの作成、さらにはエンチャントに必要となります』へー」
僕は興味なさげにインベントリに本をしまうと、再び掘った。掘って掘って、掘った。ここらへんで地図をみた。
「えっと、今はY12(高さが12層)か。もしやこれって、ダイヤの位置じゃね!?」
そう思った僕は、風車式ブランチマイニングを始めた。グルグル回っているうちに、何か硬い鉱石にぶち当たった。松明をつけると、そこには水色のきらびやかな鉱石が。これはもしや...
「ダイヤモンドだ!」
僕は夢中になってダイアを掘ろうとした。そのとき、視界に『緑色の何か』がうつった。
『シューーッ...』
え?この音はまさか
『ドカァァァァンッ!!!』
視界が真っ暗になる。何も見えない。...数秒後、僕は目を覚ました。ここは初期リスポーン地点だ。幸いだった、初期リス近くに家を建てたのは。ふとインベントリを見ると、アイテムが消えていた。そのかわり、死亡履歴書という紙があった。
「えっと? 『死亡履歴書 2016 4/12 名前:横原祐也 12才 死因:クリーパーの自爆による爆死』」
ちょっと待て。横原祐也って僕のことじゃねえか(笑) ...あーあ。しかし、思った通りだ。あのときの『緑色の何か』というのはクリーパーのことだったんだ。
「あーあ。アイテム回収メンドクセー」
そう呟いて、僕はしぶしぶブランチマイニング場に向かった。
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