今日から始める、無料で便利な「ハングアウト」の使い方 【Android・iPhone・PC】
2016-09-07 17:24Androidスマホを使っている人をはじめ、iPhoneユーザーでも一度は目にしたことがありそうな「ハングアウト」。Googleが提供するコミュニケーションアプリですが、実は便利な機能が豊富に備わっており、LINEより使い勝手がいいという声も少なくありません。そこで今回は、ハングアウトで活用したいメッセージの送受信、SMS、無料通話(音声・グループ・ビデオ)など基本機能の使い方を解説します。
※本稿では、Android端末の画面をベースに解説していますが、基本的な操作方法はiPhone版も同じです。
ハングアウトとは
Googleが提供するメッセージングアプリ「ハングアウト」は、個人間およびグループでのテキストメッセージのやりとりや、SMSの送受信、音声通話、ビデオチャットなど、様々なコミュニケーションツールが一括で管理できる優れもの。Android端末に標準搭載されているほか、iPhoneにもインストールできます。
メッセージングアプリとして広く使われているLINEは通常、複数のアカウントは作れません。ところがハングアウトは、やりとりにGmailアドレスや電話番号を使うので、複数のアカウントを簡単に使い分けられ、プライベートからビジネスまで幅広く使える点が特長となっています。
メッセージの送受信(既読の仕様も)
Gmailアカウント宛にメッセージ送信
ハングアウトを起動すると、左上のような画面が開きます。
[+]マークからメニューを開き、個人同士でのやり取りなら[新しい会話]を、グループでのやりとりなら[新しいグループ]をタップ。
表示された連絡先一覧から、メッセージを送る相手を選択します。
メッセージを入力して、紙飛行機マークをタップすればメッセージを送れます。
また、画面上にある相手のアイコンによって、LINEの「既読」と同じように相手がどこまで読んだかを確認できます。
左上の画面ではメッセージを途中までしか読んでいませんが、右上の画面ではすべて読んでいることを示されています。アイコンが濃く表示されている時は、相手がハングアウトにログインしていることを示します。
トップ画面左上にあるハンバーガーマークからメニューを開き、アイコンをタップするだけで、アカウントが切り替えられます。
複数アカウントの使い分けも簡単です。
画像や動画を送受信する
メッセージ入力欄の下のアイコンから、画像や動画を送ることもできます。
新たに撮影する場合、静止画ならカメラアイコン、動画ならビデオカメラのアイコンをタップします。撮影したものから選択する場合は写真のアイコンをタップします。
あとは、送信したい画像や動画を選択し、紙飛行機マークをタップ。一度に複数選択することも可能です。
選択画面の右下のアイコンをタップすると、どの保存先から画像・動画を探すか選択できます。
スマホ本体のストレージに保存されているものはもちろん、Googleドライブなどクラウド上のファイルも簡単に呼び出せます。
ステッカーを使う
「ステッカー」とはLINEのスタンプのようなもので、四角い笑顔のマークから送れます。
LINEスタンプのように新たに購入はできませんが、アニメーションステッカーも含めて100種類以上が標準搭載されているので、コミュニケーションツールとして存分に活用できます。
特定のワードに連動したアニメーション
さらに面白いのが、ハングアウトで特定のワードを送信するとそれに連動したアニメーションが自動で表示される機能。
たとえば、「ウケる」と送信すると笑っているキャラクターが、「あけましておめでとう」では花火でお祝いするキャラクターが出てきます。
アニメーション自体は2秒ほどで消えてしまい、会話の履歴にも残りませんが、メッセージを送った側も受信した側もちょっと楽しめる機能になっています。どんなワードに反応するのかは様々な報告が上がっていますが、まだまだ見つかっていないものもあるかもしれません。
位置情報の共有
ハングアウトでは位置情報を簡単に共有できます。
メッセージ入力欄の下、一番右のGPS印のアイコンをタップすると、マップが開きます。はじめは現在地がマークされていますが、検索などで他の場所を指定することもできます。位置を指定したら[この場所を選択]をタップして相手に送信します。
チャット画面に表示された地図をタップするとGoogleマップが開くので、そこから場所の詳細を確認したり、経路案内をしたりできます。
また、相手から「Where are you?」「どこにいるの?」といったメッセージが届くと、チャット画面に[現在地を共有]のアイコンが表示されます。これをタップすると、上と同じように位置情報を共有できます。うっかりはぐれてしまった場合でも、すぐに再会できそうです。
SMS/MMSの送受信
SMS(ショートメッセージサービス)は、電話番号宛に短いテキストメッセージを送れる機能で、ハングアウトにも搭載されています。ハングアウトがSMSの標準アプリに設定されている機種もありますが、そうでない場合は事前に設定を変更します。
まず、トップ画面のハンバーガーマークからメニューを開き、[設定]→[SMS]の順でタップ。
[SMS無効]をタップし、メッセージアプリを変更するかの問いに[はい]を選択すると、ハングアウトでSMSのやりとりができるようになります。
設定が終わるとメッセージの送信方法に[新規SMS」が追加されるので、これをタップすればSMSを送れます。
また、相手もSMSの送受信にハングアウトを使っている場合のみ、画像や動画、ステッカーの送受信がおこなえます。
音声通話・ビデオチャット
ハングアウトではインターネット回線を利用したIP電話により、Googleアカウント宛に無料で、また固定電話や携帯電話宛てに格安で通話ができます。Androidの場合、通話機能を使うには「ハングアウトダイヤル」というアプリのインストールが必要ですが、iPhoneでは不要です。インストール後は、どちらのアプリからでも「ハングアウト」が開きます。
ちなみに、LINEが提供する通話サービスには、LINEユーザー同士が使えるいわゆる「無料通話(ビデオ・音声)」と、携帯電話や固定電話への通話もできる「LINE Out」があります。LINE Outを利用して携帯電話にかけると1分当たり14円かかるのに対し、ハングアウトでは1分当たりおよそ9円(9セント)と、安さではハングアウトに軍配が上がります。通話料を節約したいという人は使わない手はないでしょう。
Googleアカウントで無料通話する
通話するにはトップ画面で「電話」タブを選択し、名前か電話番号で連絡先を検索します。画面下部にある緑のダイアルアイコンをタップして、テンキー入力もできます。
また、チャット画面の電話マークをタップすれば、やりとりしている相手に直接電話をかけられます。
発信時は上のような画面が表示されます。
相手からかかってきた場合は、電話マーク(スリープ時)か[応答する](アプリ起動時)をタップして通話を開始します。
通話が終わる、あるいは発信が終わると、通話時間などがメッセージに表示されます。
電話番号で通話する
基本的な使い方はGoogleアカウントでの通話と同じですが、電話番号を使った通話の場合、事前に「Google Voice」から通話用のクレジットをチャージする必要があります。
Androidの場合、通話タブの右上の[+]マークをタップすると、Google Voiceにアクセスできます。iPhoneやPCからは検索などでアクセスし、チャージという手順になります。
電話番号宛にかけると、お互いの電話番号や相手の地域、料金が表示されます。
ビデオチャット
ハングアウトのメイン画面で[新しいビデオハングアウト]を選択、またはチャット画面のビデオマークをタップすると、ビデオチャットが開始ます。
すでにGoogleアカウントで通話中の場合、ビデオカメラのマークをタップしてビデオチャットに切り替えることもできます。
ビデオチャットでは、メインに相手のカメラ映像が、サブに自分のカメラ映像が表示されます。また、通話中に右上の3点マークをタップすると、他のユーザーを追加したグループビデオチャットがおこなえます。一度のビデオチャットには最大15人まで参加可能です。
ちなみにGoogleは、着信応答前に発信者の映像を確認できる点が特徴的な無料ビデオ通話アプリ「Duo」を別途リリースしています。
無料でビデオ通話、グーグル「Duo」の使い方 ──今後、他アプリとも通話可能に?
PCでハングアウトを使う
PC(パソコン)でハングアウトを利用するには、様々な方法があります。ここでは、いくつかの手段を簡単に紹介します。
ハングアウト専用サイトにアクセスする
Googleにログインして、アプリ一覧からハングアウトを選択。
すると、ハングアウト専用サイトにアクセスできます。
Gmailからアクセスする
また、Gmailからもアクセスできます。
左側のメニュー下部の「ハングアウトの会話」をクリックすると、ハングアウトの画面が開きます。
ハングアウト画面の矢印をクリックすると、別タブでの表示も可能です。
Chromeアプリを使う
Chromeウェブストアから、Google ハングアウトのアプリをダウンロードする方法もあります。
これなら、デスクトップからいつでもハングアウトを起動できるので、より手軽に利用できます。